【朝日杯FS】指数「157」が示す“2強”の構図を制すのは タイム評価が見つける激走馬
14時間前
SPAIA編集部

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独自指標が示す「157」の衝撃
2025年の2歳マイル王者を決する朝日杯フューチュリティステークス(G1)。翌年のクラシック戦線をも占う重要な一戦において、本年は白眉とも呼ぶべき数値を叩き出した一頭がいる。栗東・友道康夫厩舎が送り出す無敗馬、アドマイヤクワッズだ。
SPAIA競馬が算出する独自指標「タイム評価」において、アドマイヤクワッズは出走メンバー中トップタイとなる「157」を記録した。主観を排したデータは、アドマイヤクワッズが世代屈指のポテンシャルを秘めている事実を示唆している。
前提となる「タイム評価」について触れておきたい。競馬における「走破タイム」は、馬場状態やペースによって大きく変動する性質を持つ。そこでSPAIA競馬では、走破タイムと「時計の出やすさ」を掛け合わせ、走破タイムの真の価値をスコア化している。馬場差などのノイズを取り除き、時計を共通の物差しで比較可能にした指標である。
客観的指標において、アドマイヤクワッズが前走デイリー杯2歳ステークス(G2)で記録した「157」というスコアは、有力馬のダイヤモンドノットの「155」、リアライズシリウスの「154」、エコロアルバの「153」を上回る。
