【マイルCS】7歳にして最盛期、ソウルラッシュ連覇へ視界良好　秋華賞、秋天を的中「タイム評価」が見つける激走馬

ⒸSPAIA

「タイム評価」が示す京都適性の絶対値

　秋のマイル王決定戦、マイルチャンピオンシップ。新世代の旗手ジャンタルマンタルら4歳勢による世代交代か、昨年の覇者ソウルラッシュによる連覇か。一般的に競馬界では「7歳の壁」が囁かれ、加齢によるスピードの衰えが懸念されるのが常だ。しかし、SPAIA競馬が算出する独自の指標「タイム評価」を用いて分析すると、京都芝1600mという舞台において、ソウルラッシュこそが最も信頼に足る存在であることが浮き彫りになった。

　SPAIA競馬の「タイム評価」は、レース当日の馬場状態や芝の状態などによる「タイムの出やすさ」を加味し、レースの真の価値をスコア化したものだ。同じ1分32秒0でも、高速馬場で出たものと、時計のかかる馬場で出たものでは価値が異なる。この指標を用いることで、異なるレース間での能力比較が可能となる。

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