【函館スプリントS】AIの本命は22年覇者ナムラクレア 「前走GⅠ・3着以内」は複勝率60%
SPAIA編集部

ⒸSPAIA
AIは牝馬を上位評価
14日に函館競馬場を舞台に争われる函館スプリントS(GⅢ・芝1200m)。函館競馬やサマースプリントシリーズの幕開けを告げる一戦で、AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:ナムラクレア
●短評
栗東・長谷川浩大厩舎に所属するミッキーアイル産駒の6歳牝馬で、22年の当レースを圧勝した経験を持つ。スプリント重賞では通算【4-3-3-2】(着外2回も5着)と抜群の安定感を誇り、昨年は高松宮記念2着、スプリンターズS3着、前走の高松宮記念でも2着に入った実績は、今回のメンバーの中で頭ひとつ抜けた存在といえる。
さらに、3戦連続でトップジョッキーのルメール騎手が手綱をとる点も好材料。ハンデ戦ならいざ知らず、実力馬が結果を出しやすい別定戦であればここは好走必至とみる。
●データ
函館開催だった直近9回では、「前走GⅠ組」が【4-1-5-29】と4勝を挙げている。なかでも、「前走着順」が3着以内だと【2-0-1-2】勝率40.0%、複勝率60.0%と高水準で、22年にはナムラクレア自身が桜花賞3着からの臨戦で優勝を果たした。高松宮記念経由の馬でも20年にダイアトニック(前走3着)が勝利している。
また「夏は牝馬」という格言があるが、上位人気に支持されるような近況の良い牝馬も好成績。当日3番人気以内なら【3-0-2-5】と複勝率は5割に達する。AIが印を打ったカピリナ、ジューンブレア含め牝馬という括りにも注目だ。
AI予想エンジンKAIBA
◎ナムラクレア
◯カピリナ
▲インビンシブルパパ
△ドンアミティエ
×ジューンブレア
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
《関連記事》
・【函館スプリントS】過去10年のレースデータ
・【函館スプリントS】高松宮記念2着ナムラクレアが参戦 昨年3着ビッグシーザーは苦戦データに該当
・【函館スプリントS】1200mは複勝率84.6%で日本屈指のスプリンター パワー馬場も大歓迎【動画あり】
