一刀両断! 消しの人気馬 5月11日 NHKマイルCは3つの根拠で有力馬をバッサリ消し!

SPAIA編集部

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3つの根拠から消し

今週行われるレースの中から、編集部員が選んだ「危険な人気馬」を公開! 今回は編集まつが東京11RのNHKマイルCから指名。忖度なしの真剣(ガチ)予想で挑みます。

※「消しの人気馬」とは、上位人気が想定される馬の中で、担当者が「3着以内に来ない」と判断した馬となります。

今週の「消しの人気馬」

東京11R NHKマイルC
・ランスオブカオス
チャーチルダウンズC勝ち馬で、朝日杯FS3着の実績もある。通算成績【2-0-2-0】の安定感もあり、上位人気になる経歴だ。しかし、今回は超えなければならない壁が3つもある。

1つ目は主戦の吉村誠之助騎手が東京初騎乗である点。直線が長い府中で、しかも最年少GⅠ制覇がかかる一戦となるとプレッシャーは計り知れず、仕掛けるタイミングも難しい。これだけでも消し材料となる。ちなみに本馬自身も初の長距離輸送があり、歓迎とは言えない。

2つ目は出遅れ率が高い点。前走こそはゲートからすんなり出たが、ほか3戦は出遅れていた。パドックを見ても前進気勢があり見栄えはするのだが、テンションが高すぎる傾向にある。一般的に長距離輸送で興奮する馬はそれなりに数がいて、本馬自身も出遅れがち。先入れの奇数馬番を引いた点も考慮すると、またしてもゲートで遅れても不思議はない。

3つ目は能力面。朝日杯FSの上がりを見ると上位2頭と差があった。キャリア全体を見てもそこまで上がりが速いタイプではないことがうかがえる。これは直線の長い府中では割引材料となる。仮にすんなりゲートを出たとしてもキレ負けしそう、となると狙いづらい。

以上の、初舞台、出遅れ、上がりの速さから今回は苦戦を強いられる。吉村誠之助騎手は初GⅠで3着に入った若武者で期待したいところだが、馬自身にも壁がある点は気がかかりだ。人馬共に経験を積んで成長したタイミングを狙うことにして、今回は消しとする。

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