【福島牝馬S】AIの本命はアドマイヤマツリ 相性抜群「前走中山芝1800m」の「4歳」を評価

SPAIA編集部

2025年福島牝馬S AI本命馬アドマイヤマツリ,ⒸSPAIA

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コース相性がポイントに

20日に福島競馬場を舞台に争われる福島牝馬S(GⅢ・芝1800m)。1着馬にはヴィクトリアマイルの優先出走権が与えられる牝馬限定戦だ。データとしては過去10年(※21年新潟開催を含む)で前走中山牝馬S組が【6-6-2-47】と連対馬の半分を占めている。同距離の牝馬限定重賞かつ小回りという共通点が好走を後押ししているようで、覚えておきたいところだ。

AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。

AI本命馬:アドマイヤマツリ

●短評
東京、中山を中心にキャリアを積み、前走のスピカS(中山芝1800m)を勝ってオープン入りを決めた4歳の上がり馬。重賞は初挑戦となるが、通算成績は【4-3-0-1】ととにかく安定しており、いきなり通用しても不思議はない。

先行力を生かした競馬が得意で、初の福島にも合いそうな点は強調したい。

●データ
過去10年の「前走中山芝1800m」だった馬は【6-7-2-56】勝率8.5%、複勝率21.1%で、多くは中山牝馬Sからの好走だ。ただし、中山牝馬S以外からでも20年に13番人気リープフラウミルヒが2着、24年に16番人気ピンクジンが4着と穴馬の激走もあり、やはりコースとの相性はいい。

さらに、アドマイヤマツリのような「前走中山芝1800mで勝利」×「4歳」なら【1-1-0-3】勝率20.0%、複勝率40.0%と好成績で、初重賞制覇を後押しする。AIの印を見ても「4歳」や「前走中山牝馬S」の評価が高いことがうかがえる。

AI予想エンジンKAIBA
◎アドマイヤマツリ
◯ホーエリート
▲ガジュノリ
△シンリョクカ
×セキトバイースト

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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