【アンタレスS】AIの本命はミッキーファイト 「連対率100%」データ該当、“最強世代”が国内重賞も席巻だ

SPAIA編集部

2025年アンタレスステークス AI本命馬 ミッキーファイト,ⒸSPAIA

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人気馬堅調な一戦

19日に阪神競馬場を舞台にアンタレスS(GⅢ・ダ1800m)が行われる。上半期の大一番である帝王賞を目指す馬など、強豪が集う一戦。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。

AI本命馬:ミッキーファイト

●短評
美浦・田中博康厩舎に所属する4歳のドレフォン産駒。昨年のジャパンダートクラシックではフォーエバーヤングから0.2秒差の2着に好走し、今年のフェブラリーS2着馬サンライズジパングら後続を5馬身以上突き放した。“ダート最強世代”と名高い現4歳世代の上位格であり、古馬重賞でも名古屋大賞典制覇、フェブラリーS3着と力を示し続けている。

これまでのレース選択からも「コーナー4つの中距離戦」を得意とするタイプであり、東京マイルだった前走からの条件替わりは歓迎。ヤマニンウルス、ハギノアレグリアスなど中距離路線の強豪相手でも互角以上に戦えるはずだ。

●データ
JRAでは数少ないダート別定重賞でもあり、過去10年で3番人気以内【7-7-5-11】連対率46.7%、複勝率63.3%と人気馬が堅調。前走人気で見ても前走2番人気以内の馬が【7-7-4-23】で7勝、複勝率43.9%と優秀だ。

なかでも、「馬番8番」を引いた馬は【2-1-0-0】とパーフェクトで連対。内過ぎず外過ぎずの好馬番を手にした人気馬は崩れない。前走フェブラリーSで1番人気に支持されたミッキーファイトには強力な追い風だ。

ほか過去10年のデータでは、「前走GⅠ、GⅡで520kg以上」だった大型馬が【2-1-1-1】複勝率80.0%と目立っており、前走馬体重550kgと超大型の本馬をさらに後押し。ちなみに、昨年はこれを満たした同馬主所有馬ミッキーヌチバナが優勝した。オーナーに連覇をプレゼントできるか、注目したい。

AI予想エンジンKAIBA
◎ミッキーファイト
◯ヤマニンウルス
▲タイトニット
△ハギノアレグリアス
×マーブルロック

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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