【スプリングS】AIの本命はマテンロウバローズ マイル戦からの距離延長が好走のカギ
SPAIA編集部

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昨年の優勝馬と同じパターン
16日に中山競馬場を舞台に争われるスプリングS(GⅡ・芝1800m)。18年のエポカドーロを最後に、当レースから皐月賞を制した馬は出ていないが、これは中3週という間隔が要因の一つとして考えられる。ただし、今年は中4週で本番を迎える。
出走間隔が延びたことが、結果につながるかも含めて注目の一戦。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:マテンロウバローズ
●短評
デビューから2戦2勝。前走は京都で特別競走のこぶし賞(1勝クラス)を制した関西馬だが、東京でデビューしており、遠征は経験済みだ。2戦ともマイル戦のため、距離延長がカギになりそうだが、日本ダービーを制した父、母父を見るに、不安は少ない。
ベテランの横山典弘騎手とデビューから息を合わせてきたコンビ。ここでしっかり結果を残して皐月賞出走にこぎつけたい。
●データ
過去10年のデータでは、前走5着以下【0-0-1-28】に対し、同4着以内【10-10-9-69】と明暗が分かれる。特に前走1着は【6-5-6-41】勝率10.3%、複勝率29.3%で、やはり前走の結果は重視したい。AIもその点を踏まえて印をつけた。
前走1着のなかでも、前走1600mからの距離延長は【2-1-3-9】勝率13.3%、複勝率40.0%と良好。1600m戦のペースに対応して勝利できるような馬は、追走する力が求められる中山コースと相性がいいのだろう。
ちなみに「前走特別競走のマイル戦で勝利」した馬は【2-1-2-5】勝率20.0%、複勝率50.0%で、昨年の優勝馬シックスペンスがこのパターンだった。
AI予想エンジンKAIBA
◎マテンロウバローズ
◯キングスコール
▲レーヴブリリアント
△ダノンセンチュリー
×フクノブルーレイク
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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