【中山牝馬S】AIの本命はクリスマスパレード “皐月賞超え”レコードホルダーが得意舞台で重賞2勝目へ

SPAIA編集部

2025年中山牝馬ステークス AI本命馬 クリスマスパレード,ⒸSPAIA

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高いポテンシャル秘める

8日に中山競馬場を舞台に争われる中山牝馬S(GⅢ・芝1800m)。ハンデ戦という条件に加え、マイル以下~中距離路線と様々なメンバーが集まるため、過去10年で1番人気が0勝と非常に難しい一戦だ。AI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。

AI本命馬:クリスマスパレード

●短評
美浦・加藤士津八厩舎が管理するキタサンブラック産駒の4歳馬。舞台となる中山では3勝と好相性で、昨秋にはGⅡ紫苑Sで重賞初制覇を達成した。その紫苑Sは勝ち時計1:56.6でコースレコードを樹立。同年皐月賞でジャスティンミラノが記録した1:57.1を0.5秒も上回る衝撃的なタイムだった。GⅠ級のポテンシャルを秘めている可能性は十分ある。

トップハンデタイとなる、キャリア初の斤量56kgはカギだが、能力の高さであっさりクリアしてしまっても不思議はない。

●データ
過去10年では、前走着順「4着以内」と近況の良い馬が【5-6-6-40】複勝率29.8%で、3着以内の計30頭中17頭と半数以上を占めている。なかでも、前走「中山芝2000m」を走っていた馬は【1-2-0-2】勝率20.0%、複勝率60.0%と優秀だ。23年にスルーセブンシーズが1着、昨年はククナが2着と、近2年連続で好走しており、勢いあるデータとなっている。

また、同期間では前走「牡馬混合戦かつ2番人気以内」だった馬が【3-0-1-3】と好成績。これにはクリスマスパレードのほか、「△」「×」と印の付いた2頭も該当しており、注意したい。

AI予想エンジンKAIBA
◎クリスマスパレード
◯シンティレーション
▲ミアネーロ
△シランケド
×セキトバイースト

《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。

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