【中山記念予想印まとめ】シックスペンスvsソウルラッシュの二強構図 3番手以下は“中山適性”がカギに

SPAIA編集部

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データや血統の後押しうけるシックスペンス

2日に中山競馬場で行われる中山記念(GⅡ・芝1800m)。昨年の「最優秀マイラー」ソウルラッシュや前年の覇者マテンロウスカイらベテラン勢にくわえ、国内外で躍動する4歳世代からシックスペンス、エコロヴァルツの2頭も参戦。力関係に頭を悩ませるレースとなりそうだ。SPAIA予想陣3人はどの馬に本命印を打ったのか見ていこう。

印の数ではシックスペンスが本命2と対抗1、ソウルラッシュが本命1と対抗1で、前者がやや優勢も二強の構図となった。血統解説を連載中の坂上明大氏はシックスペンスについて「LyphardやDanzigなどからFair Trial血脈を豊富に受け継いだ機動力型」とみており、中山芝1800mは「スプリングSを制したピッタリの舞台」という点から、本馬を評価している。

過去10年では、4歳が【4-4-5-17】複勝率43.3%と好成績。特に「前走1番人気」は【2-2-0-0】連対率100%で、データの裏付けはばっちりだ。AI予想エンジンKAIBAが本命に推すのもうなずける。

東大ホースメンクラブはシックスペンスを2番手に評価しつつも、ソウルラッシュを上にとった。久々となる1800m以上の距離が懸念だが、過去10年のデータでは前走1600m組が【3-3-4-23】複勝率30.3%と好成績で、プラス材料ととらえている。

先行有利のレース傾向である点についても、京成杯AHで斤量59kgを背負いながら先行して勝った経験があり、問題はない。「メンバー唯一のGⅠ馬として実力を出し切れば勝てる」とみている。

前走の中山金杯を快勝したアルナシームは全員から、マテンロウスカイは2名から印が入っており、どちらも侮れない。ほか、エコロヴァルツ、ボーンディスウェイ、パラレルヴィジョンと中山で実績のある馬たちが名を連ねている。

2025年中山記念のSPAIA予想まとめ,ⒸSPAIA


AI予想エンジンKAIBA
◎シックスペンス
◯ソウルラッシュ
▲エコロヴァルツ
△アルナシーム
×グランディア

東大ホースメンクラブ
◎ソウルラッシュ
◯シックスペンス
▲ボーンディスウェイ
△メイショウチタン
×マテンロウスカイ
×アルナシーム

坂上明大(血統分析)
◎シックスペンス
◯アルナシーム
▲マテンロウスカイ
△パラレルヴィジョン

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