武豊騎手と安藤勝己氏がレジェンド対談、もしドウデュースが有馬記念に出走していたら?

Ⓒカンテレ
カンテレ『うまんちゅ』新春特別企画、ゲストにドウデュースの松島正昭オーナー
武豊騎手と安藤勝己元騎手がカンテレの競馬番組『うまんちゅ』の新春特別企画で対談した。
今年で8回目となる新春恒例の人気企画。昨年JRA通算4500勝を達成し、JRA所属の現役騎手としては2人目となる黄綬褒章を受章した日本競馬界のレジェンド・武豊騎手と、地方競馬から中央競馬のトップジョッキーに上り詰めたパイオニア・安藤勝己氏が、ビール片手に2024年の競馬界を振り返る。
そこに、昨年惜しまれつつ引退したドウデュースのオーナー・松島正昭氏がスペシャルゲストで登場。進行を務めるシャンプーハットも大興奮の豪華な顔合わせが実現した。
対談では、武豊騎手が「間違いなく自分の中心にいた馬」と語るドウデュースと歩んだこれまでを振り返るほか、日本中が驚いた有馬記念出走直前での電撃引退について、松島オーナーとの当時のやりとりが明らかになる。

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さらに“もしドウデュースが有馬記念に出走していたら?”の妄想トークに、武豊騎手が参戦。種牡馬となったドウデュースに今後期待される“ドウデュース産駒”への思いも語る。また、武豊騎手が今もなお挑戦を続ける凱旋門賞についてや、50代を迎え、第一線で戦う上で年齢とどう向き合っているのかなど、貴重な本音トークも繰り広げた。
収録後、武豊騎手は「毎年(この対談企画を)やらせてもらっていて、今年ふと、この現場に向かっている時に思ったんですけど、去年結構こうやってね(収録現場に飾られた自身の勝利レースのフォトパネルを見渡して)、勝ったから話が盛り上がるなと思って、“あ、なんかやっぱり勝つっていいことやな”って。またこの新年会の時に盛り上がるように、頑張らなアカンと思いましたね」と、終始笑いが絶えない収録を振り返った。
安藤元騎手は「オーナーが来てくれるっていうのが初めてで、新しいなって感じもしましたね」と笑顔で語り、松島オーナーの参加を喜んだ。

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シャンプーハットの2人も「武さんがこの新年会のために1年頑張るっておっしゃって下さるのがうれしくて。今年も聞きたいことが山ほどあったんで、それをたくさん聞けてよかったですね」(てつじ)、「豊さんがこの新年会に対して(話題という)お土産を毎年持ってきてくれるのがありがたいですよね。競馬ファンが本当に1番聞きたいことを聞けたと思いますし、毎年主役になって帰って来てくれるのが本当にすごいですね」(恋さん)と大満足の様子だった。
最後に武豊騎手は「実際“うまんちゅの新年会楽しかったです”って、結構そういう声を聞くので、またこれ“おもろいこと言わなアカンな”っていう(一同笑)。そういうモチベーションにもなってるのでね。今年も頑張って、競馬ファンあっての競馬なので、まずはそこに本当に感謝したいし、それに応えるいいレースを1つでもやっていきたいと思います」とメッセージを寄せた。
『うまんちゅ 新春特別企画 武豊騎手×安藤勝己元騎手 レジェンド対談』は、1月25日から4週(25日、2月1日、8日、15日)にわたってカンテレ、東海テレビ、テレビ西日本、テレビ新広島の4局で放送。1月25日、2月1日、15日は深夜1時15分~1時45分、2月8日は深夜1時35分~2時5分となっている。
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