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【中央競馬】中山競馬場、1月11~13日のレース傾向まとめ

2025/01/18 05:50
SPAIA編集部
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先週の中山競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は中山、中京での2場開催。ここでは先週の中山競馬場の傾向を、枠順、脚質などの観点からまとめる。

芝のプラス傾向
6枠
【5-2-4-12】勝率21.7%、複勝率47.8%
先行
【7-5-3-25】勝率17.5%、複勝率37.5%

芝で注意したい傾向
1枠
【0-1-2-17】勝率0.0%、複勝率15.0%
逃げ
【0-2-1-9】勝率0.0%、複勝率25.0%

芝では内枠、先行馬有利の傾向。B→Cコース替わり初週だったが、それでもラチ沿いの荒れた部分をカバーしきることが出来なかったようだ。1、2枠から好走した馬のほとんどは1日目のレースであり、この3日間でさらに馬場は悪化したように見える。12戦中5頭の勝ち馬を出した6枠付近を重視したい。

脚質を見ると、逃げが0勝。逃げ先行有利の中山にしては珍しく、この傾向は要注意だ。ただ、前がダメというわけでなく先行馬の成績は優秀。また、4角3番手は【4-3-3-8】複勝率55.6%の絶好位だった。先行抜け出しをはかれるようなタイプが狙い目か。

ほか、ディーマジェスティ産駒が【1-1-0-0】と活躍。同産駒の中山芝1~3月成績を見ると【5-3-3-21】勝率15.6%、複勝率34.4%、単回収率208%と馬券的に美味しいデータとなっている。今週も1頭だけだが出走登録があるので狙ってみるのも面白そうだ(日曜5R 3歳新馬、ウインソラネル)。

ダートのプラス傾向
8枠
【6-6-3-31】勝率13.0%、複勝率32.6%
逃げ、先行
【21-10-13-59】勝率20.4%、複勝率42.7%

ダートで注意したい傾向
2枠
【0-3-2-38】勝率0.0%、複勝率11.6%
差し、追込
【1-10-10-233】勝率0.4%、複勝率8.3%

ダートは外枠、前有利の傾向。週始めの雨が残り水分含みだったことも前残り傾向を加速させたようだ。

内枠より外枠の方がいい傾向だが、1枠は【4-3-1-35】連対率16.3%と奮戦。好走馬のほとんどが逃げ、先行だったようにスタートから前にさえ行ければ内枠でもチャンスはある。

差し、追込脚質は1着こそ1頭のみだったが2、3着は10頭ずつ出ており、今週、砂が乾いてパサパサのダートになれば傾向は多少変わりそうだ。また、凍結防止剤が撒かれたことでパワーを必要とする馬場になっている可能性も考慮したい。

そのほかでは、中舘英二厩舎が【3-1-0-3】と絶好調で、現時点で全国リーディングトップ。同厩舎は中山ダートを得意としており通算では【70-72-32-406】勝率12.1%、複勝率30.0%を記録している(全場ダート勝率9.1%、複勝率24.6%)。

同厩舎と相性がいい騎手は、田辺裕信騎手【17-22-7-44】勝率18.9%、複勝率51.1%や、C.ルメール騎手【6-1-1-3】勝率54.5%、複勝率72.7%の2名(いずれも中山ダート)。今週は該当馬なしだが、今後見かけたら押さえておきたい。

傾向まとめ
芝:内枠、先行馬有利
ダ:外枠、前有利

特注データ
芝:1~3月のディーマジェスティ産駒は単回収率200%超
ダ:中舘英二厩舎×田辺騎手orルメール騎手のコンビがアツい

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