【中央競馬】中山競馬場、12月14、15日のレース傾向まとめ

SPAIA編集部

イメージ画像,ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

先週の中山競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は中山、京都での2場開催。ここでは先週の中山競馬場の傾向を、枠順、脚質などの観点からまとめる。

芝のプラス傾向
3枠
【3-1-2-13】勝率15.8%、複勝率31.6%
差し
【5-3-4-44】勝率8.9%、複勝率21.4%

芝で注意したい傾向
8枠
【0-1-0-20】勝率0.0%、複勝率4.8%
追込
【0-1-1-50】勝率0.0%、複勝率3.8%

芝全体の傾向としては中枠優勢、差し馬台頭。開催3週目となり、内側の馬場が使い込まれてきた。内前有利の傾向が絶対ではなくなりつつある。枠別では、小回りコースということもあり、8枠はさすがに厳しかったが7枠【0-1-4-16】は複勝率23.8%と健闘しており軽視はできない。ただし、全10レースで1~4枠が8勝を挙げており、頭で狙うなら内~中枠だ。

脚質では、逃げが【2-1-2-5】複勝率50.0%と好調だったが、好走馬5頭中4頭は2歳戦。古馬戦となると数字ほど信頼できない。一方、差し馬が5勝と台頭。重視するならこっちだ。

騎手別ではT.マーカンド騎手が【2-2-0-5】の活躍。同騎手は2022、23年の中山芝成績【8-6-4-44】勝率12.9%、複勝率29.0%に対し、2024年は【3-6-2-10】勝率14.3%、複勝率52.4%と安定感が上がった。

特に、2000m以上は【1-4-1-1】複勝率85.7%と驚異的な数字をマーク。ローシャムパークに騎乗する有馬記念など、今週も期待したい。

ダートのプラス傾向
7~8枠
【7-7-1-37】勝率13.5%、複勝率28.8%
先行~差し
【11-11-12-91】勝率8.8%、複勝率27.2%

ダートで注意したい傾向
1~3枠
【3-5-3-64】勝率4.0%、複勝率14.7%
逃げ
【1-0-0-13】勝率7.1%、複勝率7.1%

ダート全体の傾向としては外枠の先行~差し優勢。枠別では、一般的なダート戦らしく内枠<外枠の構図だった。

脚質別では、ペースが流れたレースが多く、逃げ馬が不振。好走したのは緩い流れだった2歳牝馬限定戦の1レースのみだった。中心は先行馬【7-5-5-33】勝率14.0%、複勝率34.0%。また、小回りコースながらも差し馬が【4-6-7-58】で4勝、複勝率22.7%と健闘していた。

傾向まとめ
芝:中枠優勢、差し馬台頭。2歳戦なら逃げ馬◯
ダ:外枠の先行~差し優勢

特注データ
芝:T.マーカンド騎手は中山2000m以上で絶好調

《関連記事》
【中央競馬】京都競馬場、12月14、15日のレース傾向まとめ

おすすめ記事