【デイリー杯2歳S】AIの本命は福永厩舎の牝馬ランフォーヴァウ 「前走京都で上がり2位以内」は連対率40%
SPAIA編集部
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速い上がりが要求されるレース
11月9日(土)に京都競馬場を舞台に争われるデイリー杯2歳S(GⅡ・芝1600m)。近年では、18年アドマイヤマーズ、21年セリフォス、そして昨年のジャンタルマンタルがここを勝利したのちに同年、もしくは翌年のマイルGⅠを勝利するなど、マイル路線の登竜門として注目されている。そんなレースでAI予想エンジンKAIBAはどの馬を本命に推奨したのだろうか。
AI本命馬:ランフォーヴァウ
●短評
今年開業した福永祐一厩舎所属の牝馬。中山の新馬戦は出遅れて後方からの競馬になり参考外。続く京都芝1400m(内)での未勝利戦では、中団馬群の最内から“イン突き”を決め、2着馬に0.3秒差をつけて上がり最速で快勝した。ラスト2Fは11.9-11.6と加速した点も非凡。外回りに替わる今回はさらに良さが出るはずだ。
●データ
京都開催の直近7回では、前走京都の馬が【2-4-2-15】複勝率34.8%と良好。このなかで「前走上がり2位以内」は【2-4-0-9】勝率13.3%、連対率40.0%で、連対した6頭はすべてこの条件を満たしている。
そもそも当レースは上がり2位以内の馬が【7-4-3-1】勝率46.7%、複勝率93.3%、着外1頭も4着と上がりが要求される。末脚勝負歓迎の本馬としては、おあつらえ向きのレースだ。
また、管理する福永祐一厩舎は京都芝1400~1600m(外)で【1-2-1-2】複勝率66.7%、複回収率116%。母数は少ないが現状は得意としている。
AI予想エンジンKAIBA
◎ランフォーヴァウ
◯ドラゴンブースト
▲ロヴィーサ
△ダイシンラー
×ローレルオーブ
《KAIBAとは?》
独自に開発した競馬予想AIエンジンである。過去数十年分のレース結果、競走馬、騎手、調教師、コース情報やタイム、天気や馬場状態など、ありとあらゆるレースに関する膨大な情報をAIが自動で学習し、予想を行う。これらの予想を元に、回収率を重視した買い目、的中率を重視した買い目を推奨する。
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