【天皇賞(秋)】GⅠでも引けを取らない血統馬ホウオウビスケッツ 母の血筋にこの舞台で「走る」馬がずらり

SPAIA編集部

天皇賞(秋)に出走予定のホウオウビスケッツ,ⒸSPAIA

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天皇賞(秋)と相性がいい血統

2024年10月27日に東京競馬場で行われる第170回天皇賞(秋)。22年の2着馬パンサラッサのように、自らハイペースを作り出してスタミナ勝負に持ち込む場合は別として、基本的にはスピードと切れ味に勝るタイプが好成績を挙げている。

ブラックタイドとディープインパクト兄弟の血を引く産駒や、キングカメハメハ系の馬が活躍しているのも、そういったことが関係しているのだろう。

天皇賞(秋)に出走するホウオウビスケッツの血統,ⒸSPAIA


今回の注目馬はホウオウビスケッツ。父マインドユアビスケッツはドバイのゴールデンシャヒーン(ダ1200m)連覇など、主に短距離を中心に活躍した一流馬。ただ、9FのGⅠでも連対しているように、中距離もこなせるだけのスタミナも持ち合わせていた。

現段階のマインドユアビスケッツ代表産駒といえるデルマソトガケは、UAEダービー(ダ1900m)を勝ち、BCクラシック(ダ10F)で2着と中距離で活躍。また、マルカラピッド(エーデルワイス賞・ダ1200m)のような短距離馬も出しており、ホウオウビスケッツも1600~2000mで4勝をあげ、マインドユアビスケッツは馬場や距離を問わない万能種牡馬として人気を集めている。

ホウオウビスケッツの母ホウオウサブリナの血統に目を向けると、母の父がキングカメハメハ系のルーラーシップ、祖母の父はディープインパクト。天皇賞(秋)と相性がいい血統が入っている。3代母マンファスは、日本ダービーなどを勝ったキングカメハメハや、サンタアニタダービー(北米GⅠ)を勝ったThe Deputyの母。GⅠでも引けを取らない血統馬といえる。

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