一刀両断! 消しの人気馬 8月4日
SPAIA編集部
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エルムSから消し馬を指名
今週行われるレースの中から、編集部員が選んだ「危険な人気馬」を公開! 今回は編集部・ヤマが札幌11RのエルムSから指名。忖度なしの真剣(ガチ)予想で挑みます。
※「消しの人気馬」とは、上位人気が想定される馬の中で、馬券内への好走確率が低いと評価した馬となります。
今週の「消しの人気馬」
札幌11R エルムステークス
・ドゥラエレーデ
前走はドバイワールドC5着。昨年はチャンピオンズCと東京大賞典3着で今回のメンバーでは間違いなく実績は最上位だ。ただここに大きな落とし穴があると考えている。
チャンピオンズCと東京大賞典は終始2番手からレースを進め3着に粘っている。チャンピオンズCは前後半4F48.8-49.7で平均ペース、東京大賞典は前後半5F63.8-63.5でほぼイーブンペースだった。この2レースは前有利だったと言え、チャンピオンズC1着は逃げたレモンポップ、東京大賞典2着も逃げたウィルソンテソーロだった。もちろんダートGⅠでの実績は評価しなければいけないが、展開利があったことは考慮に入れる必要がある。
実際、ハイペースだった今年のフェブラリーSは4番手から進めて見せ場なく12着に敗れた。今回はミトノオーやテーオードレフォン、プロミストウォリアと強力な先行馬が揃った。ペースは速くなる可能性が高く、本馬が好走したときのような展開利は見込めない。
また1800~2000mで高いパフォーマンスを見せており、前走から300mの距離短縮も大幅なマイナス要素とみる。状態面に関しても万全ではないだろう。一週前は一杯に追うも重い動き、最終追い切りは一週前よりタイムは縮めたが、動き自体は重そうに見えた。約4か月の休養明けが影響している可能性が高い。今回は武豊騎手が騎乗するが、本馬には道中から力強く馬を動かせるような、パワー型の騎手の方が合っていると考えている。
展開、距離適性、状態とプラス面よりマイナス面が多く、他馬のほうが好走する可能性は高いと判断して、今回は消しとする。
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