【宝塚記念】ジャスティンパレスは京都替わり歓迎 スピードと末脚に定評ある血統も後押し
SPAIA編集部
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京都開催を喜ぶ一頭
2024年6月23日に京都競馬場で行われる第65回宝塚記念。今年は京都競馬場で行われるということで、阪神とは血統の傾向が変わってくることが予想される。京都で行われた1991年はメジロ軍団のワンツー、1995年はSeattle Slew産駒のワンツー、2006年はサンデーサイレンスの最高傑作ディープインパクトが楽勝。思えば、印象に残るレースばかりである。
京都開催を喜ぶのは、前回の京都開催の宝塚記念を勝ったディープインパクトの産駒だろう。阪神で行われた宝塚記念での同産駒の成績は【1-2-6-29】。勝ったのは2016年マリアライトだけ。少し前ならジェンティルドンナやサトノダイヤモンド、最近でいえばレイパパレやワグネリアンなどのGⅠ馬も宝塚記念は勝てなかった。
ジャスティンパレスは昨年2番人気で3着だが、京都で行われる今年はチャンス倍増だ。父ディープインパクト、母はRoyal Anthem×Red Ransomという配合で、軽いスピードと末脚の切れ味が武器。京都のGⅠは勝っているが、パワーの要る中山のGⅠでは馬券に絡んでいない。京都替わりを喜ぶ馬だろう。きょうだいに北米GⅠ馬パレスマリスや、ステイヤーズSを勝ったアイアンバローズがいる良質な母系も魅力だ。
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