【中央競馬】函館競馬場、先週6月8、9日のレース傾向まとめ 

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先週の函館競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は東京、京都、函館での3場開催。ここでは先週の函館競馬場の傾向を、枠順、脚質などの観点からまとめる。

【芝】
☆枠順、位置取り
◎3枠【5-1-2-16】勝率20.8%、複勝率33.3%
◎先行【9-8-5-24】勝率19.6%、複勝率47.8%
▲8枠【0-2-0-26】勝率0.0%、複勝率7.1%
▲追込【0-2-1-58】勝率0.0%、複勝率4.9%

芝全体の傾向としては内枠、前有利。3枠を中心に2、4枠が複数勝利をあげた。ただ、1枠は例外で【0-3-0-17】と勝ち星がなかった。また、8枠【0-2-0-26】はじめ、7枠【2-0-3-22】複勝率18.5%はほかの枠に比べ見劣った。脚質では先行のほか、逃げ【3-1-1-10】複勝率33.3%も優秀。小回りで直線が短いだけあって、差し、追込はよほど流れない限りチャンスがなかった。

また「2~4枠かつ4角2~4番手」は【7-1-2-11】勝率33.3%と勝ち馬の半分がこのパターンだった。

【ダート】
☆枠順、位置取り
◎7枠【3-2-1-14】勝率15.0%、複勝率30.0%
◎4角4番手以内【9-9-6-18】勝率21.4%、複勝率57.1%
▲4枠【0-0-1-14】勝率0.0%、複勝率6.7%
▲4角5番手以下【1-1-4-77】勝率1.2%、複勝率7.2%

ダート全体の傾向としては外枠、前有利。枠は明らかに外>内の傾向。また、内枠が多少抵抗したことで、挟まれた中枠が最も凡走していた。位置取りを見ると、4角時点で4番手以内か否かで明暗が分かれた。直線が短いだけあって、ある程度前にいた方がいい。

また、シンプルに「6~8枠×前走4角3番手以内」の馬は【3-3-3-11】複勝率45.0%と信頼度が高かった。人気を集めやすくなるタイプだが、困ったらこの指針で馬を選ぶとよさそうだ。

【メモ】
芝:2番人気【4-6-2-2】勝率28.6%、複勝率85.7%
ダート:北村友一騎手【2-0-1-1】勝率50.0%、複勝率75.0%

芝では2番人気馬が複勝率85.7%と他を圧倒、1番人気【4-0-2-8】勝率28.6%、複勝率42.9%を超える好成績だった。ダートでは北村友一騎手が2勝を挙げた。2019年以降の同騎手のダート通算成績を見ると、函館は【5-5-7-18】勝率14.3%、複勝率48.6%で他場に比べても頭一つ抜ける。次いで札幌【4-0-1-13】勝率22.2%、複勝率27.8%や中京【12-19-13-98】勝率8.5%、複勝率31.0%など。夏は北海道のダートで狙ってみてもよさそうだ。

【傾向まとめ】
・芝:内枠、前有利。ただし1枠は減点。「2~4枠かつ4角2~4番手」は【7-1-2-11】勝率33.3%
・ダート:外枠、前有利。「6~8枠×前走4角3番手以内」は【3-3-3-11】複勝率45.0%

メモ
・「北村友一騎手×北海道ダート」に注目

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