【中央競馬】東京競馬場、先週5月25、26日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の東京競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京、京都での2場開催。ここでは先週の東京競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
Cコース替わり初週。それも内枠有利といわれるダービー週だったが、1、2枠は【0-3-0-26】と大ブレーキ。馬場は内が伸びていたが、内枠は位置取り争いに敗れるケースが多かった。枠だけでなく、馬の性質もよく見る必要があることを改めて認識した方も多かったのではないか。一方で、外の7、8枠が【5-3-4-35】複勝率25.5%と優秀。6枠【4-1-0-14】も含め外枠優勢の傾向だった。
☆位置取り
4角1番手の馬が【0-2-3-6】複勝率45.5%とよく馬券に絡んだが、勝ち星なし。同2~7番手【7-8-5-61】同24.7%といった先行~中団が優勢だった。ペースの影響もあるだろうが、ダービーも含めて前からの好走が目立った。また、上がりの速さも問われ、最速馬は【6-4-1-3】勝率42.9%、複勝率78.6%と素晴らしかった。反対に上がり5位以下は【0-5-6-87】で勝ちきれなかった。
☆その他
ミスタープロスペクター系が【6-2-3-25】。サンデーサイレンス系が【2-6-3-54】と勝ちあぐねたなか、芝で11戦6勝と活躍した。なかでもルーラーシップ産駒は【2-1-0-2】と健闘した。また、同産駒は東京芝マイルで【23-19-17-173】と東京では最も勝ち星をあげている。今週は安田記念に出走予定のソウルラッシュが該当。ちなみに率で言うなら東京芝2400mが【19-21-11-103】勝率12.3%、複勝率33.1%と優秀。こちらも併せて覚えておきたい。
【ダート】
☆枠順
1枠【1-0-0-21】、2枠【0-1-2-20】など内枠が凹んだ以外はイーブン。内枠だけ割引すればいいという状況だった。好枠を強いて挙げるなら6枠が【2-2-1-18】単回収率241%とベタ買いでプラスだった。
☆位置取り
4角1番手が【0-0-1-11】が連対なし。逃げが苦しかったか。ほかは極端に後ろでなければ好走馬が出ていた。特によかったのは4角2~6番手で成績は【7-9-6-42】勝率10.9%、複勝率34.4%。とはいえ、7番手以下からも5勝しており、逃げ以外はチャンスがあった。
☆その他
ドゥラメンテ産駒が【2-1-1-2】と活躍。今週も東京ダで複数出走登録があるため、要チェックだ。東京ダで特にオススメなのは複数穴を開けている東京ダ1400mのコース。成績は【11-9-3-59】勝率13.4%、複勝率28.0%、単回収率481%で二桁人気馬が2回も勝っており注目したい。
【傾向まとめ】
・芝:外枠、先行~中団優勢。ミスプロ系が優秀
・ダート:内枠、逃げ不利。ドゥラメンテ産駒は東京ダ1400mで穴激走傾向
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