【中央競馬】京都競馬場、先週5月25、26日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
ⒸSPAIA
先週の京都競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京、京都での2場開催。ここでは先週の京都競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
1~4枠【6-7-4-53】複勝率24.3%に対し5~8枠【5-4-7-72】同18.2%となっており内目が優勢だった。ただし、1枠は【0-2-0-15】複勝率11.8%と不振。連続開催の影響で最内は厳しいことがうかがえる。2枠【3-2-0-12】同29.4%をはじめとした2~4枠に注目。また、8枠が3勝を挙げているが、うち2勝は逃げ馬だった。外枠なら前に行ける馬だ。
☆脚質
逃げが【4-0-0-7】勝率36.4%、4番人気以下から3勝を挙げており逃げ馬の単勝に妙味あり。ただし、4勝はいずれも3歳限定戦もしくは牝馬限定戦と、展開が落ち着きやすい条件だった点は気に留めておきたい。ほかでは先行が【4-6-6-26】複勝率38.1%と好走が目立っていた。一方の追込は【1-0-1-44】と展開待ちだった。
☆その他
ディープインパクト系種牡馬の産駒が【5-3-4-31】と芝全11レースの半数近くを勝利、うち4勝が外回りコースだった。19年以降の京都芝成績を見ても同系統は複勝率30.4%と高く、外回りに限定すれば【122-109-110-713】勝率11.6%、複勝率32.4%、単勝回収率は101%とベタ買いで黒字域に達する。今週以降も参考にしたいデータだ。
【ダート】
☆枠順
7~8枠【3-6-7-32】複勝率33.3%、複勝回収率123%と外枠がハイアベレージ。特に、外枠からの逃げ先行馬は【1-4-6-7】と半数以上が馬券内だった点は覚えておきたい。対して1~6枠は【9-6-5-104】複勝率16.1%、複勝回収率35%と勝ち馬はこちらからも多く出ていたが好走率や妙味としては大きく差があった。
☆脚質
逃げ【2-2-4-4】複勝率66.7%と直線が短く平坦であることから好成績。ただし、内訳として未勝利戦が【2-1-1-1】である点に注意。先行【5-8-4-27】複勝率38.6%、差し【4-2-4-52】同16.1%からも好走馬は出ている。特に1勝クラス以上では先行~中団に注目。上がり3F1位の馬は【6-3-2-0】、1勝クラス以上では【4-2-0-0】と全頭が連対しており、各馬の上がり性能にも注目したい。
☆その他
美浦所属の鈴木慎太郎調教師が【1-1-0-0】、田辺裕信騎手とのタッグで2連対。現在5年目の同師だが23年以降のダート成績は【27-11-21-204】勝率10.3%、複勝率22.4%、単勝回収率303%、複勝回収率137%と妙味は特大。ダートで追いかけ続けるのも面白そうだ。
【傾向まとめ】
・芝:内枠(2~4枠)、逃げ、先行優勢。京都外回りはディープインパクト系が抜群
・ダート:外枠有利、上がり最速馬は馬券内率100%。鈴木慎太郎調教師はダートで買うだけで大幅プラス
おすすめ記事