【中央競馬】東京競馬場、先週5月18、19日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の東京競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京、京都での2場開催。ここでは先週の東京競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
全体的に見ると、内枠不利、外枠有利。1~4枠が【4-3-6-58】複勝率18.3%に対し、5~8枠【8-9-6-72】同24.2%と差がついた。勝ち馬が複数出ている枠が多いことを考えても外枠が良かったと見ていいだろう。今週からCコース替わりのため、ある程度内も持ち直すと考えられるが……。特に今週は馬場をよく見ておきたい。
☆脚質
逃げ【2-2-2-8】、先行【4-4-6-29】、差し【5-3-2-51】とここまで複数勝利。複勝率では逃げ、先行有利も、勝利数の観点では逃げ~差しまで活躍できる馬場だった。また、上がり順位を見ると上がり最速が【5-5-0-6】連対率62.5%、上がり6位以下が【2-2-5-94】同3.9%と対照的。東京らしく上がりが問われるレースが多かったようだ。
☆その他
オークスを制したチェルヴィニアを筆頭にハービンジャー産駒が【3-1-0-1】。オークスの好走の背景には、血統的な後押しもあったのかもしれない。ちなみに「ハービンジャー産駒×芝」で最も勝っているのはC.ルメール騎手。【53-14-27-70】勝率32.3%、複勝率57.3%をマークしている。特に東京では【19-3-8-17】勝率40%オーバーだ。
【ダート】
☆枠順
12戦して7枠が【5-4-0-15】。8枠【2-1-2-19】など含め、基本的には外枠が優勢だ。5枠は【0-0-0-23】で馬券絡みなしだが、人気馬が極端に少なかったのが原因か。ほか1枠は【0-2-5-14】で複勝率こそ33.3%だったが、勝ち馬はいなかった。
☆位置取り
4角5番手以内が【10-8-7-44】勝率14.5%と大活躍。ダートらしく前が有利だった。同7番手以下になると【1-4-5-97】で1勝止まり。同8番手以下で0勝だった。直線が長くても後方勢は割引だ。
☆その他
リアルスティール産駒が【3-1-0-1】。通算成績では芝【69-55-55-408】勝率11.8%、複勝率30.5%に対し、ダート【43-46-41-265】勝率10.9%、複勝率32.9%とほぼ互角、どちらでも活躍が可能だ。ダートに話を戻すと、現状は1ターン競馬【21-26-24-109】勝率11.7%、複勝率39.4%の方が、1周以上の競馬【22-20-17-156】勝率10.2%、複勝率27.4%よりいい。ダートの短距離寄りで狙おう。
【傾向まとめ】
・芝:内枠不利、外枠有利。上がり最速馬優勢。ハービンジャー産駒はルメール騎手と相性◎
・ダート:外枠、前有利。リアルスティール産駒はダート短距離がオススメ
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