【中央競馬】京都競馬場、先週5月18、19日のレース傾向まとめ

SPAIA編集部

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先週の京都競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は東京、京都での2場開催。ここでは先週の京都競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。

先週の京都芝の傾向,ⒸSPAIA


【芝】
☆枠順
6枠【2-3-1-15】複勝率28.6%、複勝回収率169%を中心に4~7枠が【8-6-7-61】複勝率25.6%、複勝回収率111%と中~やや外目の枠が好調だった。また、開催4週目で徐々に内側が厳しくなってきたのか1枠は【0-3-0-12】と唯一勝ち星なしだった。

☆脚質
芝レース全11戦で、先行【6-6-1-24】複勝率35.1%、差し【5-5-8-51】同26.1%。連対したのはすべて先行~中団の馬だった。逃げは【0-0-1-10】と開催が進んだ影響か大不振。この傾向は今週も気にしたい。

☆その他
2週前にJRA通算1500勝を達成した和田竜二騎手が【2-0-2-7】と7、10番人気の穴馬で勝利。芝では平均人気が8.4に対し平均着順は5.8と人気以上に走らせていた。また、先週の芝レースは1番人気馬が【0-3-1-7】と人気を裏切っていた。今週も同様の傾向が続くようなら再度、和田騎手の出番もありそうだ。


先週の京都ダートの傾向,ⒸSPAIA


【ダート】
☆枠順
1枠【3-3-1-14】複勝率33.3%、2枠【2-1-3-17】同26.1%など内枠優勢の傾向。8枠こそ【2-2-1-20】同20.0%と健闘していたが、6枠【0-1-3-21】、7枠【0-1-2-22】など外目の枠が劣勢だった。前有利傾向のコースを生かして内から先手を取った馬の好走が目に付いた。

☆脚質
逃げ【4-2-0-7】勝率30.8%、単勝回収率250%と逃げ馬のアタマ狙いに妙味があった。直線が短く平坦なことからやはりチャンスは多い。ただ、差しも【5-5-4-65】と最多の5勝を挙げているように中団からでも十分届く。うち4勝は1400m以下で、先行争いが激化しやすい短距離なら、といったところだ。追込は【1-1-1-56】でどうしても展開待ちになってしまう。末脚型自体は悪くないが、極端に後方になりそうな馬は避けよう。

☆その他
ロゴタイプ産駒が【1-0-0-2】。ミトノオーが平安Sを制し、産駒初のJRA重賞制覇を達成した。同産駒でJRAの古馬ダートオープン級にたどり着いたのは 現状、ミトノオーとオメガギネスの2頭のみだが、この2頭でオープン以上のレースを【3-3-1-1】複勝率87.5%と大暴れしているようにダート種牡馬としてのポテンシャルは高そう。同産駒からの新たな大物の誕生に期待したい。

【傾向まとめ】
・芝:中~外目、先行~中団が有利。和田竜二騎手が複数の穴馬で激走、今週も注目
・ダート:内枠、逃げ優勢。ロゴタイプ産駒はダート種牡馬としてのポテンシャルあり?

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