【日本ダービー】キタサンブラックの半弟シュガークンに注目 スタミナ豊富で菊花賞まで楽しめる血統
SPAIA編集部
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偉大な兄の背中を追うシュガークン
2024年5月26日に東京競馬場で行われる第91回東京優駿(日本ダービー)。「運がいい馬が勝つ」と言われるレースだが、当然ながら運だけでは難しく、2400mを乗り切るスタミナが必要となってくる。近年は北米血統が濃い母系の馬の活躍が目立っていたが、昨年は久しぶりに欧州血統が反撃。果たして、今年の日本ダービーはどうなるのだろうか。
2年連続でキタサンブラック産駒が2着と結果を出しているが、そのキタサンブラックの半弟シュガークンに注目。キタサンブラックは母の父が短距離王サクラバクシンオーということで、菊花賞出走時に「距離が長い」と懸念された馬だが、菊花賞どころか、天皇賞(春)、有馬記念、ジャパンカップと、主要な長距離GⅠを総ナメした。確かにサクラバクシンオーは短距離馬だったが、祖母クリアアンバーからアンバーシャダイ(天皇賞(春)など)、イブキマイカグラ(菊花賞2着)が出ており、潜在的なスタミナがあったと考えられる。
シュガークンの父ドゥラメンテは、タイトルホルダー、ドゥレッツァと2頭の菊花賞馬を出しており、父がブラックタイドだったキタサンブラックよりはスタミナ豊富。ダービーだけでなく、菊花賞まで楽しめる血統だと思われる。
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