【中央競馬】東京競馬場、先週5月11、12日のレース傾向まとめ 

SPAIA編集部

イメージ画像,ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

先週の東京競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は東京、京都、新潟での3場開催。ここでは先週の東京競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。

先週の東京芝の傾向,ⒸSPAIA


【芝】
☆枠順
8枠【4-3-1-16】と外枠が好成績。ただ、先週に関しては3~5枠の不振が目立った。成績は【1-2-2-43】複勝率10.4%で、4枠にいたっては【0-0-1-15】連対なし。勝ち馬はヴィクトリアマイルで波乱を呼び込んだテンハッピーローズだけだ。人気馬が著しく少ないわけでもないのにここまで好走率が低かったのは両側から挟まれて位置取りを悪くしたからか。

☆位置取り
好走馬が比較的多かったのは4角4番手以内【8-6-5-30】。Bコース替わり初週ということで、セオリー通りの前有利だったようだ。同9番手以下になると【0-2-2-45】で勝ち馬なし。基本的には前でいい。

☆その他
エピファネイア産駒が【3-0-1-3】と活躍。テンハッピーローズだけでなくほかに2勝をあげた。もともと東京でよく走る同産駒。東京芝での通算成績を見ると時期がポイントで、1~3月は【6-8-9-79】勝率5.9%、複勝率22.5%だが、4~6月【28-29-22-188】勝率10.5%、複勝率29.6%、10~12月【37-22-25-156】勝率15.4%、複勝率35.0%と冬以外がいい。まさに今が旬だ。


先週の東京ダートの傾向,ⒸSPAIA


【ダート】
☆枠順
全体で見ると大体どこからでも好走馬は出たが、4枠のみ【0-1-0-21】と凹んだ。しかし中枠は5枠【3-0-2-20】など決して悪くはない。基本的には枠の有利不利はなかった。

☆脚質
先行【8-6-3-33】勝率16.0%、複勝率34.0%が◎。差しも【4-3-5-53】勝率6.2%、複勝率18.5%と悪くはない。厳しかったのは追込で【0-2-3-57】複勝率8.1%。4角位置で見ると6番手以下が【1-5-7-107】で、複勝率こそ10.8%あるが、勝ち数は1勝どまり。中団から後ろが不利だった。

☆その他
戸崎圭太騎手が【3-1-0-2】と奮闘。東京ダートの通算成績を見ると、全体で複勝率35%超えと信頼できる。狙い目は8枠で【55-25-33-156】勝率20.4%、複勝率42.0%をマークしている。東京ダ外枠の同騎手に注目だ。

【傾向まとめ】
・芝:3~5枠不振、前有利。エピファネイア産駒は春、秋の東京芝が狙い目
・ダート:枠の有利不利なし、中団から後ろが不利。戸崎圭太騎手は東京ダの8枠で注目

おすすめ記事