【中央競馬】新潟競馬場、先週5月4、5日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の新潟競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京、京都、新潟での3場開催。ここでは先週の新潟競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。なお、芝1000mのレースは除く。
【芝】
☆枠順
内回り、外回り問わず1~3枠が【0-1-1-45】複勝率4.3%と内枠が絶不調だった。あらためて記載するが芝1000mを除いての数字である。外枠は8枠【3-2-1-12】勝率16.7%、複勝率33.3%、単回収率165%などがよかった。開催3週目ともなれば、より外枠が有利になりそうだ。
☆脚質
内回りだと差し4勝、外回りだと逃げ先行が3勝でそれぞれ優勢だった。全体成績では差しが【5-1-4-37】勝率10.6%、複勝率21.3%と上々。ただし追込はコース問わず勝ち馬が出ず、【0-3-2-40】複勝率も11.1%に留まった。
☆その他
昨年に68勝と飛躍を遂げた佐々木大輔騎手が【2-1-1-4】。芝の通算成績を見ると、新潟では【8-8-9-77】勝率7.8%、複勝率24.5%は平凡だが、単回収率は144%ある。今が買い時と見る。
【ダート】
☆枠順
5枠【3-2-1-13】勝率15.8%、複勝率31.6%など中~外枠有利。反対に内枠は2枠【0-1-0-15】複勝率6.3%と大不振。一桁人気馬も多かったのだが、概ね位置を悪くして敗れていた。小回りコースで内を立ち回った結果、後ろから挽回できない馬が多かったのではないかと考えられる。
☆脚質
逃げ【2-2-2-5】複勝率54.5%、先行【5-3-5-20】同39.4%。逃げ馬から単勝万馬券が飛び出していたことも踏まえて前有利だったと言っていい。後方は、差し【2-3-3-45】同15.1%、追込【1-2-0-39】同7.1%とあまり強調できない。小回り、短い直線が合わさった結果だろう。
☆その他
先日GⅠを初制覇した菱田裕二騎手が【2-0-0-1】。ダートの通算成績を見ると、2021年以降、年間複勝率が継続して20%を超えている。同年以降では北海道、福島、新潟を中心に活躍していた。特に福島ダは【13-7-4-43】勝率19.4%、複勝率35.8%で、単複回収率も100%超えだ。新潟も回収率が高く、この2場で見かけたらぜひ押さえよう。
【傾向まとめ】
・芝:内枠絶不調、差し有利。佐々木大輔騎手は新潟芝で買い
・ダート:中~外枠、前有利。菱田裕二騎手は近年、福島と新潟で高回収率
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