【中央競馬】京都競馬場、先週5月4、5日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の京都競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京、京都、新潟での3場開催。ここでは先週の京都競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
内目の1~4枠【6-5-7-39】複勝率31.6%、外目5~8枠【5-6-4-57】同20.8%と内目が有利な傾向だった。連続開催を想定した馬場のためか1枠【2-2-0-8】が依然好調で、Bコース替わりの今週は一層内枠有利が予想される。
☆脚質
開催3週目ということもあり先行【5-7-4-23】複勝率41.0%、差し【5-2-3-32】同23.8%が5勝ずつと勝利を分け合う形で先行~中団付近が優勢だった。逃げは【0-1-4-6】複勝率45.5%と好走するも勝ち切れず、追込は【1-1-0-34】とまだ出番は少ない。今週はBコース替わりなので再度逃げ先行馬が優勢となりそうだ。
☆その他
池添謙一騎手が日曜日に【3-1-0-2】と大活躍。4連対はいずれも4角3~6番手の位置取りからだった。19年以降、同騎手の京都芝成績は【35-23-22-215】勝率11.9%、複勝率27.1%で、うち4角3~6番手の競馬で【23-16-7-74】勝率19.2%、複勝率38.3%と結果を残しており、これが好走パターンとなっている。このような位置取りで勝負できそうな馬を狙ってみたい。
【ダート】
☆枠順
1枠【2-5-1-11】複勝率42.1%、8枠【3-3-1-19】同26.9%のように内外極端な枠が優勢だった。一方、4、5枠【1-1-3-39】複勝率11.4%。挟まれやすいのが影響したのか道中二桁番手の馬が多く、好走率が低めだった。また、6~8枠の好走は大半が先行馬で成績は【5-3-4-13】と良好だった。
☆位置取り
4角1番手が【6-4-0-3】連対率76.9%で先頭で直線を迎えられる馬がベスト。直線が平坦かつ短いコースレイアウトからこの傾向には逆らいづらい。同6番手以下でさえ【3-2-5-93】複勝率は9.7%と苦戦を強いられた。
☆その他
昨年に産駒デビューのサンダースノー産駒が【1-2-0-3】と好成績。ダート通算では【14-12-7-130】複勝率20.2%と好走率は特段高いわけではないが単勝回収率212%と妙味がある点に注目したい。また、牡馬【5-6-3-74】複勝率15.9%、単勝回収率85%、複勝回収率66%に対し、牝馬【9-6-4-56】同25.3%、単勝回収率362%、複勝回収率140%と明らかに後者が狙い目のデータとなっているので覚えておきたい。
【傾向まとめ】
・芝:内目有利、脚質は先行~中団優勢。池添騎手の好走パターンは4角3~6番手
・ダート:内外極端な枠優勢、4角先頭の馬が圧倒的。サンダースノー産駒は牝馬が狙い目
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