【中央競馬】東京競馬場、先週5月4、5日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の東京競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京、京都、新潟での3場開催。ここでは先週の東京競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。
【芝】
☆馬番
8番までが【7-9-9-62】複勝率28.7%。芝は11戦だったことを考えると内がやや有利だった。9番以降は【4-2-2-51】同13.6%で、好走馬のほとんどが1、2番人気馬。NHKマイルCの直線を見ても内に進路を取っての好走があったことから、まだ馬場がいいのだろう。今週からBコース替わり。内重視でいいのではないか。
☆位置取り
4角5番手以内【6-11-6-37】複勝率38.3%。2着馬はすべてここからだった。やはり前が有利。同9番手以下は【2-0-2-53】同7.0%。いくら直線が長いとはいえ、極端に後ろは割引だ。
☆その他
J.モレイラ騎手が【5-1-0-3】で大活躍だった。好走馬はすべて1番人気、馬券圏外だった馬は1番人気1頭、4番人気が2頭だった。同騎手のJRA芝の通算成績を見ると、1番人気が【66-28-13-33】勝率47.1%、複勝率76.4%で、2番人気が【33-23-8-32】勝率34.4%、複勝率66.7%とよく勝ち切っており、とにかく頼りになるが、3番人気以下は【15-14-11-83】勝率12.2%、複勝率32.5%は同騎手にしては平凡か。2番人気以内なら押さえておきたい。
【ダート】
☆枠順
ざっと見て外枠有利の傾向。6枠【2-2-6-15】複勝率40.0%などが好成績だった。稍重だった土曜開催は内枠がそこそこよかったが、4枠【0-1-1-21】など中枠は土日通して凹んだ印象。迷ったら外枠の馬を取ろう。
☆位置取り
4角4番手以内【10-9-5-35】複勝率は40%オーバー。ダートらしく前有利だ。ただ、同9番手以下は【2-2-2-59】複勝率9.2%と好走率が低いながら好走馬はいた。上位3頭が4角9番手以下だった日曜東京10Rの3勝クラスは、前半に10秒台のラップが2回刻まれたハイペースのレース。結局のところペース次第で後方の台頭もある。
☆その他
産駒、騎手に特徴はあまりなかったが、上がり3F順位に関しては2位以内が【11-6-6-7】勝率36.7%、複勝率76.7%とよく馬券に絡んだ。これに関連して、前走上がり最速の馬は【5-3-2-12】勝率22.7%、複勝率45.5%と健闘していた。今週も同じ傾向なら、前走上がり最速馬を狙うのも手だ。
【傾向まとめ】
・芝:内やや有利、前有利。「J.モレイラ騎手×2番人気以内」なら押さえはほぼ必須
・ダート:外、前有利。上がりが要求される馬場
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