【中央競馬】新潟競馬場、先週4月27、28日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の新潟競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京、京都、新潟での3場開催。ここでは先週の新潟競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。なお、芝1000mのレースは除く。
【芝】
☆枠順
開幕週だった新潟開催。しかし芝は内回り、外回り問わず外枠が優勢だった。具体的には7、8枠が【5-5-2-19】勝率16.1%、複勝率38.7%。多くは外から先行する形で好走していた。一方、3枠【0-0-2-10】複勝率16.7%をはじめ、内枠は控えめな成績だった。
☆脚質
外枠から先行していた馬たちが多かったが、先行馬全体の成績も【6-4-0-17】勝率22.2%、複勝率37.0%と出色。基本的には前が良かった。ただし、逃げは【1-0-0-8】、2000m内回りで逃げ切ったのみだった。やはり直線の長い新潟外回りで逃げ切るのは難しい。差しは【1-3-5-25】と勝ちきれずも、3着なら差し、追い込みも届いていた。
☆その他
丹内祐次騎手が【4-0-1-3】で8戦4勝の活躍。勝ったのはいずれも上位人気馬だった。過去3年の同騎手のローカル競馬場の成績を見ると、1番人気が【33-16-13-24】勝率38.4%、複勝率72.1%と高水準。2~4番人気でも複勝率40%オーバーを叩き出しており、人気サイドで信頼できる騎手だ。
【ダート】
☆枠順
芝と同じく内2つの枠はさっぱり。1、2枠【0-0-1-24】とほぼ走らなかった。その横の3枠は【2-1-4-10】勝率11.8%、複勝率41.2%と高めで、内なら3枠から。もちろんダートらしく外枠も優勢だ。
☆位置取り
4角3番手以内が【9-8-3-17】勝率24.3%、複勝率54.1%。11戦しての成績であることを考えれば前が天国だった。芝外回りのイメージに反してダートは直線が短めということもあり、前残りが頻発した。同6番手以下は【2-1-4-70】複勝率9.1%で、ここでも馬券内率10%を下回る。積極的に前を狙いたい。
☆その他
とりたてて紹介するほどではないが、上位人気が比較的良好だった。1番人気は【3-3-2-3】複勝率72.7%、2番人気も【3-1-2-5】同54.5%と安定。4番人気辺りまでは信頼度が高かった。二桁人気が2着に食い込むことはあったが、まずは上位人気が堅い傾向だった。
【傾向まとめ】
・芝:外枠、先行優勢。丹内祐次騎手×ローカルの人気馬が堅実
・ダート:1、2枠は割引、前優勢。上位人気が堅い
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