【中央競馬】京都競馬場、先週4月27、28日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の京都競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京、京都、新潟での3場開催。ここでは先週の京都競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
6枠が【0-0-0-20】と絶不調だったが、その他の枠はどこからでも好走馬が出ており、全体としては内外で差があまりなかった。目立っていたのは3枠【3-1-2-10】複勝率37.5%、8枠【3-4-1-19】同29.6%など。また、8枠の好走馬はほとんどが逃げ先行馬で、【2-3-1-4】と好成績だった点は覚えておきたい。
☆脚質
逃げが【3-1-0-7】勝率27.3%、複勝率36.4%、次いで先行も【5-3-6-24】勝率13.2%、複勝率36.8%と逃げ馬中心に前が有利だった。追込【0-1-2-42】複勝率6.7%など後ろ過ぎると厳しく、最後の直線が平坦なコース形態などからも前の馬を上に取りたい。ただ、外回りコースに限れば差し馬【2-4-2-22】複勝率26.7%と上々の結果を残していた。
☆その他
西村淳也騎手が【2-0-1-1】と堅実。同騎手の芝通算成績を見ると、京都は【14-24-28-135】複勝率32.8%。主場4場では唯一の30%超え。好走率上位の福島(複勝率34.1%)、函館(複勝率33.9%)に次いでの結果で、得意な競馬場と捉えてよさそうだ。
【ダート】
☆枠順
枠別成績を見ると1~5枠【7-9-10-73】複勝率26.3%に対し、6~8枠【6-4-3-61】同17.6%と傾向としては内~中目。7、8枠は6勝していたが、1番人気4頭、2番人気1頭が含まれており、実質的にはさらに内目が有利の可能性もある。特に1~5枠の先行馬は【3-3-7-6】複勝率68.4%と抜群の結果を残しており、今週も該当しそうな馬は注視したい。
☆位置取り
4角4番手以内【11-7-10-33】11勝、複勝率45.9%。ダート13戦中11戦がこの位置から勝利と圧倒的前有利だった。最後の直線は平坦で短いため、基本はこの傾向となる。同5番手以下だと【2-6-3-101】複勝率9.8%。前が厳しい展開の時に限っては後ろの馬たちがまとめて上位に食い込んでいた。
☆その他
戸崎圭太騎手が【2-0-1-1】と関西遠征で好結果。19年以降、同騎手の西開催(中京、阪神、京都)ダート成績を見ると【22-14-13-87】勝率16.2%、複勝率36.0%で単勝回収率は112%とプラスを記録していた。騎乗機会こそ多くはないが、見かけた際は押さえておくのが吉だろう。
【傾向まとめ】
・芝:内外どこからでも好走馬あり、逃げ馬優勢。西村淳也騎手×京都は複勝率30%超え
・ダート:内~中目、4角4番手以内優勢。戸崎圭太騎手の西開催成績は単勝回収率が黒字域
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