【中央競馬】東京競馬場、昨年同時期のレース傾向まとめ 

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昨年同時期の東京競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は東京、京都、福島での3場開催。ここでは昨年同時期(2回開催1~4日)の東京競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。

昨年同時期の東京芝の傾向,ⒸSPAIA


【芝】
☆枠順
4枠【3-5-4-23】連対率22.9%、複勝率34.3%や5枠【5-3-2-28】連対率21.1%、複勝率26.3%など中枠が好調だった。複勝率が最も低かったのは7枠で【3-1-3-36】同16.3%。また、複勝率としては悪くはないが1枠が【0-1-5-20】と開幕序盤ながら0勝だった点は気にしておきたい。

☆位置取り
4角2番手以内【7-7-5-30】複勝率38.8%と直線が長い東京ながら前がやや優勢の結果。ただし、後方が悪いというわけでもなく差し【5-8-11-74】複勝率24.5%、追込【4-2-4-73】同12.0%とどこからでも好走馬は出ていた。

☆その他
プラスデータではロードカナロア産駒が【3-3-2-8】複勝率50.0%の活躍だった。1勝クラス以上で【2-3-1-3】同66.7%とさらに成績を上げている点は覚えておきたい。マイナスデータとしては単勝1倍台の人気馬が振るわず。【3-0-4-5】勝率25.0%とオッズに見合わない結果だった。特に未勝利は【0-0-3-2】。3歳4月の同クラスでは人気馬は疑ってかかるのが良さそうだ。


昨年同時期の東京ダートの傾向,ⒸSPAIA


【ダート】
☆枠順
1~4枠【9-10-9-161】勝率4.8%、複勝率14.8%に対して5~8枠【17-16-17-154】勝率8.3%、複勝率24.5%となっており外目有利の傾向が強かった。コーナーが緩やかな大箱コースであることに加え、良馬場開催、さらには大半が多頭数戦だったこともあり内側で揉まれる、キックバックを受けるなどのデメリットが大きかった結果と見る。

☆脚質
逃げ馬【4-4-0-18】複勝率30.8%、先行馬【10-10-11-62】同33.3%と好成績で、差し馬も【10-8-9-118】同18.6%と馬券圏内に食い込んでいた。また、上がり3F1~3位馬は【15-15-12-39】複勝率51.9%、単複回収率も100%以上となっており好位から脚を伸ばせる馬がよかった。なお、追込馬は【1-4-6-116】で勝ちきれずといった結果だった。

☆その他
菅原明良騎手が【4-5-3-11】複勝率52.2%の活躍。同騎手のダート通算成績を見ると東京【44-46-37-426】勝率8.0%、複勝率23.0%に対し中山は【37-49-52-557】勝率5.3%、複勝率19.9%となっており、主戦場となる2場の中では東京を得意としているようだ。

【傾向まとめ】
・芝:大きな傾向差はないが中枠や前有利。1勝クラス以上のロードカナロア産駒が好調、未勝利戦での単勝1倍台の馬が不調
・ダート:外枠有利、好位から末脚伸ばせる馬に注目。菅原明良騎手はダートでは、東京>中山

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