【中央競馬】京都競馬場、昨年同時期のレース傾向まとめ 

SPAIA編集部

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昨年同時期の京都競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は東京、京都、福島での3場開催。ここでは昨年同時期(1回開催1~4日)の京都競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。

昨年同時期の京都芝の傾向,ⒸSPAIA


【芝】
☆枠順
開幕序盤ながら5枠【4-2-5-29】複勝率27.5%、8枠【4-7-6-35】同32.7%など外目の枠が好走していた。一方の1~4枠に関しても【9-10-8-109】同19.9%と悪くはなかった。ただ、内前有利が定石の開幕序盤としては2枠【2-0-3-28】同15.2%など物足りない成績ではあった。

☆位置取り
逃げ【3-4-3-15】複勝率40.0%、先行【11-10-8-55】同34.5%など好成績。特に内回りの逃げは凄まじく【1-3-1-2】同71.4%だった。開幕序盤かつ直線が平坦コースなので当然ながら前は残りやすい。ただし、差し【8-8-9-91】同21.6%と外回りコース中心に差しも健闘。追込は【2-2-4-84】同8.7%でさすがに届きにくい。

☆その他
辻野泰之調教師が【2-1-0-0】と好成績。岩田望来騎手とのタッグで1勝、2着1回だった。同タッグでの芝通算成績はなんと【9-8-4-16】勝率24.3%、複勝率56.8%と非常に優秀で、昨年に限ると【5-4-3-2】と2回しか馬券圏内を外していない。今後見かけたら要チェックだ。


昨年同時期の京都ダートの傾向,ⒸSPAIA


【ダート】
☆枠順
4、5枠【3-2-3-80】複勝率9.1%、それ以外が【21-22-21-188】同25.4%となっており中枠が大不振だった。4、5枠の馬を見ると位置取りが悪いケースが大半だった。先行争いの激しいダートでの中枠は内外から寄られて位置を落とすリスクは考慮しておきたい。

☆位置取り
4角5番手以内【21-19-15-75】で全24レース中21勝がここから、単複回収率も100%超えで先行集団にいるのはほぼ必須。直線が短く平坦で前が残りやすいのでこの傾向はなかなか変わらない。同6番手以下となると【3-5-9-193】複勝率8.1%と一桁台にまで落ちる。

☆その他
池添謙一騎手が【2-2-0-4】の活躍。同騎手の直近5年ダート成績を見ると京都【25-16-10-131】勝率13.7%、複勝率28.0%、単勝回収率144%と妙味込みで好成績。阪神(【23-33-29-267】勝率6.5%、複勝率24.1%)、中京(【15-10-10-122】勝率9.6%、複勝率22.3%)など騎乗機会が多い競馬場と比べても優秀で得意な条件といえそうだ。

【傾向まとめ】
・芝:外目の枠好成績、前有利。辻野泰之師×岩田望来騎手のタッグは期待度大
・ダート:中枠不振、前有利。池添謙一騎手は近年、京都で好調

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