【中央競馬】福島競馬場、先週4月13、14日のレース傾向まとめ 

SPAIA編集部

イメージ画像,ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

先週の福島競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は東京、京都、福島での3場開催。ここでは先週の福島競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。

先週の福島芝の傾向,ⒸSPAIA


【芝】
☆枠順
3、4枠【7-4-7-30】複勝率37.5%とやや内の中枠有利。それ以外の枠は【5-8-5-122】同12.9%で、好走馬の数が同じ。開催が進んだことで少し外にシフトしたようだが、先週時点で内目が有利なのは間違いなさそうだ。今週は開催最終週。馬場の変化に注意が必要だ。

☆位置取り
4角4番手以内【6-9-9-31】複勝率43.9%、複回収率215%で、人気薄の前残りも実際多かった。小回りらしく前が有利だった。同5~9番手は【3-3-2-52】複勝率13.3%と中団は厳しめ。4角10番手以下からの追込も【3-0-1-69】同5.5%で、3勝しているとはいえ、やはり直線が短い福島では狙いづらい。

☆その他
先週から復帰の佐々木大輔騎手が早速【2-1-1-6】と健闘。ローカルでの活躍は周知のことだが、特にローカル芝の1勝クラスはデビュー以来【23-9-16-132】勝率12.8%、複勝率26.7%、単回収率146%で狙いが立つ。下級条件だとかなりの好成績だが、反対に3勝クラス以上はローカルでも【0-1-0-30】複勝率3.2%と馬券絡みがあまりない。下級条件でどんどん狙いたい。


先週の福島ダートの傾向,ⒸSPAIA


【ダート】
☆枠順
3枠【3-1-1-13】勝率16.7%、単回収率407%が優秀。ほかの枠からもまんべんなく好走馬が出ていることから枠的には大きな有利不利はない。ただ距離別で見ると、芝スタートの1150m戦では1、2枠から連対馬なし。短距離ではやや内不利と覚えておこう。

☆脚質
逃げ【1-3-1-5】複勝率50.0%、先行【6-5-4-17】同46.9%と前がかなり有利。差しは【3-1-5-50】同15.3%、追込【0-1-0-47】同2.1%を見ても後ろがとにかく届かなかったことがわかる。ちなみに差し馬のほとんどは3枠からスタートしていた。

☆その他
シャンハイボビー産駒が【1-1-1-1】で、人気薄の激走もあった。産駒の通算成績を見ると、芝だと単勝30倍未満が【12-12-14-68】複勝率35.8%で、同30倍以上の【0-0-2-106】複勝率1.9%と比べると大きな差があった。ダートだと単勝10倍未満【25-22-21-55】勝率20.3%、複勝率55.3%と安定しており、同10倍以上だと【3-7-10-213】勝率1.3%、複勝率8.6%ととにかく人気ある馬が強かった。

福島ダートの成績に戻るが、吉田隼人騎手が【0-0-0-6】と不振。とはいえ、ほとんどが不人気馬での成績だった。通算成績を見ても人気薄では厳しめで、あまり穴を開けるタイプではない。ここは覚えておきたい。

【傾向まとめ】
・芝:やや内の中枠、前有利。佐々木大輔騎手はローカルの下級条件が狙い目
・ダート:枠的にイーブン、前有利。シャンハイボビー産駒は単勝人気があれば素直に買い。吉田隼人騎手は人気馬で

おすすめ記事