【中央競馬】阪神競馬場、先週4月6、7日のレース傾向まとめ 

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先週の阪神競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は中山、阪神、福島での3場開催。ここでは先週の阪神競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。

先週の阪神芝の傾向,ⒸSPAIA


【芝】
☆枠順
1~3枠までが【3-1-1-36】複勝率12.2%と沈んでいるのに対して4枠以降は【7-9-9-60】複勝率29.4%と中目から外が優勢だった。連続開催終盤で内外の馬場差が顕著になってきたようだ。人気馬も少なかった3枠は【0-0-0-15】と特に凹んでいた。

☆脚質
差し【5-4-3-29】複勝率29.3%、勝ち切れはしなかったが追込も【0-1-5-31】同16.2%と後方脚質が優勢になってきた。上がり最速馬【4-3-6-1】は複勝率92.9%と驚異の成績となっており、最終週は末脚自慢に期待したい。なお、逃げ馬は【1-0-0-10】でスローの1200m戦の逃げ切りだけだった。

☆その他
川田将雅騎手が【4-2-0-2】と他を圧倒。上がり最速だと【3-1-0-0】だった。2023年以降、芝での上がり最速馬では【60-14-4-4】勝率73.2%、連対率90.2%を誇っており、馬質を加味しても末脚を生かす騎乗に長けているのは間違いない。今週は土曜のみだが、今の馬場なら素直に信頼だろう。


先週の阪神ダートの傾向,ⒸSPAIA


【ダート】
☆枠順
3~4枠【5-5-6-27】複勝率37.2%でやや内目の枠が好走傾向。稍重スタートだったこともあり砂被り云々よりはある程度ロスのない位置での立ち回りが重要だったと見る。ただし、1~2枠【1-1-2-38】複勝率9.5%と内過ぎる枠はダートの定石通り厳しい結果だった。また8枠は稍重では【2-0-0-12】複勝率14.3%と案外も、良では【2-2-1-9】同35.7%と好転。外枠は良馬場でこそ狙っていきたい。

☆位置取り
14戦行われた中で4角5番手以内【13-12-10-45】連対率31.3%、複勝率43.8%と先行有利だった。同6番手以下となると【1-2-4-103】複勝率6.4%。その少ない好走馬もペースが流れたレースからがほとんどとなっており、基本通り前へ行ける馬を探していくことが大事だ。

☆その他
奥村豊調教師が【2-0-0-2】と活躍。現役102人目のJRA通算200勝を達成した。この時の鞍上は藤岡佑介騎手だったが、実は同コンビでのダート成績は【7-7-6-27】複勝率42.6%、単勝回収率135%、複勝回収率161%とお宝案件となっている。見かけたら馬券に組み込もう。

【傾向まとめ】
・芝:中目~外枠、差し優勢。川田騎手は末脚を生かす騎乗で好データ
・ダート:3~4枠好成績、4角前方優勢。奥村豊師×藤岡佑介騎手のコンビはお宝案件

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