【ドバイWCデー】リバティアイランドは芝コースで追い切り 川田将雅騎手「世界的に注目されていることも実感しています」

三木俊幸

2024年ドバイシーマクラシック出走予定のリバティアイランド,ⒸSPAIA

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)

世界的に注目されていることを実感

ドバイワールドカップデーを週末に控えた27日(水)、多くの日本馬が馬場に姿を現した中で、ドバイシーマクラシックに出走予定のリバティアイランドは、ダートコースに入った後に、川田将雅騎手を背に芝コースにて単走で追い切られた。

川田騎手は過去にメイダン競馬場で騎乗した際との比較として芝丈はあるものの、路盤自体が硬いという印象を持ったとのこと。それでも「初めて芝コースに入り、周りの景色を確認しながらもしっかりと進んで行きながらの追い切りだったので、順調に来れていると思います」と振り返った。

「イクイノックスが引退してから、この馬が背負うものはとても重たくなっていますし、海外のメディアからも色んな話を聞きますので、世界的に注目されていることも実感しています」と語る川田騎手。世界の強敵相手にどのようなパフォーマンスを披露してくれるのか、今年初戦が非常に楽しみだ。


リバティアイランドの追切に騎乗した川田将雅騎手

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)


ドウデュースは芝コースで追い切り

その他にも芝コースでは、同じくドバイシーマクラシックに出走予定のスターズオンアースがC.ルメール騎手、2度目の勝利を狙うシャフリヤールは西塚洸二騎手を背に追い切り。ドバイターフ組では友道康夫調教師が見守る中でドウデュースが、そしてダノンベルーガとナミュールも芝コースで追い切られた。


2024年ドバイシーマクラシック出走予定のスターズオンアースと鞍上のC.ルメール騎手

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)


2024年ドバイシーマクラシック出走予定のシャフリヤール

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)


2024年ドバイドバイターフ出走予定のドウデュース

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)


ドウデュースの追切を見守る友道康夫調教師

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)


2024年ドバイドバイターフ出走予定のダノンベルーガ

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)


ダートコースにはウィルソンテソーロなどが登場

ダートコースでは、ジャスパークローネ(アルクオーツS)とドンフランキー(ドバイGS)が団野大成騎手、兵庫のイグナイター(ドバイGS)は笹川翼騎手、ウィルソンテソーロ(ドバイWC)には原優介騎手、ジョージテソーロ(UAEダービー)には川田将雅騎手がそれぞれ騎乗。アイアンバローズ(ドバイGC)、ドゥラエレーデ(ドバイWC)、バロンドール(UAEダービー)、マテンロウスカイ(ドバイターフ)はそれぞれ助手を背に単走で駆け抜けた。


2024年アルクオーツスプリント出走予定のジャスパークローネ

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)


2024年ドバイゴールデンシャヒーン出走予定のイグナイター

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)


2024年ドバイワールドカップ出走予定のウィルソンテソーロ

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)


2024年ドバイゴールドカップ出走予定のアイアンバローズ

ⒸSPAIA(撮影:三木俊幸)


ライタープロフィール
三木俊幸
編集者として競馬に携わった後、フリーランスとなる。現在はカメラマンとしてJRAや地方競馬など国内外の競馬場を飛び回りつつ、ライターとしても執筆している。

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