【中央競馬】福島競馬場、昨年同時期のレース傾向まとめ 

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昨年同時期の福島競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は中山、阪神、福島での3場開催。ここでは昨年同時期の福島競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる(期間は2023年4月8日~4月16日)。

昨年同時期の福島芝の傾向,ⒸSPAIA


【芝】
☆馬番
4月開幕週の福島は久々の開催で芝の状態は良好。こうなれば距離ロスの少ない内が有利になる。4番枠以内の連対馬が多く【6-11-7-68】連対率18.5%。軸にするならやはり内だ。その他の馬番は概ね横並び。極端に外でもさほど悪いというわけでもなかった。

☆脚質
逃げ【4-3-3-14】連対率29.2%、複勝率41.7%、先行【9-10-7-52】連対率24.4%、複勝率33.3%と前残りの傾向。直線が短く開幕週となればさすがに前が止まるとは考えにくい。一方、差しは【5-9-13-120】連対率9.5%、複勝率18.4%、追込は【5-1-0-97】連対率5.8%と前に比べても数字が落ちる。基本は前だ。

☆その他
福島と言えばゴールドシップ産駒の庭。2000m以上に絞ると【3-2-2-7】勝率21.4%、複勝率50.0%、単回収率400%と大変お買い得だった。馬場が重くなりパワーを要求される方がいいタイプで、芝の通算成績では良馬場【116-143-150-1379】勝率6.5%、複勝率22.9%、良馬場以外で【52-59-58-502】勝率7.7%、複勝率25.2%と成績が向上。特に「福島芝2600m×道悪」なら【3-3-4-5】勝率20.0%、複勝率66.7%と強データに化ける。絶対に覚えておきたい。


昨年同時期の福島ダートの傾向,ⒸSPAIA


【ダート】
☆枠順
20戦して3枠が【7-4-5-23】勝率17.9%、複勝率41.0%と頭一つ抜けた。ほかの内枠は4枠【1-1-2-36】などどこも1勝止まりだが、3枠はちょうどいい位置なのかもしれない。また、5枠以降はどこからでも好走馬が出ており、全体的な傾向としてはやや外有利といったところ。

☆脚質
逃げが【5-6-2-7】連対率55.0%、複勝率65.0%と非常に優秀。先行も【11-8-7-40】連対率28.8%、複勝率39.4%で明らかに前が有利。芝よりさらに直線が短いことを考えれば、前が非常に有利なのは自明。差しは【3-5-11-102】複勝率15.7%で決まらないこともないが、追込は【0-0-0-91】と絶望的だった。

☆その他
泉谷楓真騎手が【3-1-0-3】と活躍。現状はローカルでの活躍が目立つ。ローカル開催のダートで1番人気馬に騎乗すると【15-4-3-15】勝率40.5%、着度数を見ても勝ち切ることが多い。該当する場合はアタマに据えたい。ちなみに2番人気でも【9-8-9-11】複勝率70.3%と安定している。

【傾向まとめ】
・芝:内、前有利。ゴールドシップ産駒は福島芝2000m以上、特に「芝2600m×道悪」が特注
・ダート:枠は3枠と外枠、脚質は圧倒的に前有利。泉谷楓真騎手はダートローカルの1、2番人気馬で狙い目

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