【中央競馬】阪神競馬場、先週3月30、31日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の阪神競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は中山、阪神、福島での3場開催。ここでは先週の阪神競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
計10Rが行われ、1~4枠【2-3-3-54】複勝率12.9%に対し、5~8枠【8-7-7-51】複勝率30.1%と外目の枠が断然有利だった。Bコース替わり初週ではあったが土曜は道悪開催ということもあって内が悪かったようだ。特に外回りでは1~4枠は勝ち星なし。今週の桜花賞などでも注意したい。
☆脚質
基本的に好走率が高めとなる逃げ脚質が【1-0-0-9】複勝率10.0%。逃げ馬に厳しい馬場傾向。中心は先行【5-5-5-26】同36.6%、次いで差し【2-2-5-34】同20.9%だった。また、上がり最速馬【6-1-1-6】となっており、徐々に後ろの脚質にシフトしていると見ていい。
☆その他
サトノダイヤモンド産駒が【2-0-1-0】と活躍。1200m、1400mで勝利を挙げていた。同産駒の芝成績を見ると1600m以上【32-20-37-300】複勝率22.9%に対し、1500m以下【12-6-9-62】同30.3%、さらに単勝回収率128%。菊花賞馬の父のイメージとのギャップから、短距離で妙味が生まれているようだ。
【ダート】
☆枠順
計13Rが行われ、5枠【5-2-2-13】複勝率40.9%、8枠【4-3-4-15】同42.3%など外目の枠が抜群だった。極端過ぎではあるがダートの定石通り。また、1枠は【0-0-0-18】と馬券圏内ゼロ、1~3番人気の馬も好走できず。基本は中~外で選んでいきたい。
☆位置取り
4角4番手以内【11-11-7-32】複勝率47.5%と前の馬が断然有利だった。一方、同8番手以下では【0-2-1-79】複勝率3.7%で勝ち馬なし。ただ、先週は道悪スタートだったことで終始水分含みの馬場傾向だった点は覚えておきたい。
☆その他
ダンチヒ系種牡馬の産駒が【4-0-0-4】。うち2勝は新種牡馬サンダースノー産駒が1800mで挙げていた。同産駒のダート通算成績は【11-6-6-106】複勝率17.8%。うち1800mでは【7-3-2-42】同22.2%。好走の大半はここからとなっている。また、単勝回収率は239%と妙味もある。侮られている今が買い時かもしれない。
【傾向まとめ】
・芝:外目の枠や先行馬有利。サトノダイヤモンド産駒は短距離に妙味アリ。
・ダート:定石通りの外×前有利。新種牡馬サンダースノーはダ1800mが狙い目。
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