【中央競馬】中山競馬場、先週3月30、31日のレース傾向まとめ 

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先週の中山競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は中山、阪神、福島での3場開催。ここでは先週の中山競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。

先週の中山芝の傾向,ⒸSPAIA


【芝】
☆馬番
Bコース替わり1週目。枠別ではどこからでも好走馬が出ているが、馬番で見ると、一桁番が【6-7-8-59】複勝率26.3%に対し、二桁番が【3-2-1-38】同13.6%。勝率はそこまで大きな差はないが、連対率、複勝率なら内有利となっている。ただ、先週は道悪だったため、芝のダメージは残っているはず。当日の馬場状態は注視したい。

☆位置取り
4角3番手以内が【6-7-3-14】連対率43.3%、複勝率53.3%と前が有利。逃げ馬は【1-1-0-8】と微妙だったが、先行【4-8-3-16】連対率38.7%、複勝率48.4%と逃げ馬の1列後ろがよかったようだ。一方、4角8番手以下は【0-0-3-55】で連対馬なし。基本的には前残りの馬場だった。

☆その他
岩田康誠騎手が【2-1-1-1】。2週前は息子の岩田望来騎手をピックアップしたが、父にも注目。息子は中山芝なら1200、1600m戦で活躍傾向にあるが、父は2000m戦での勝ち鞍が多い。通算では【12-4-9-72】勝率12.4%、複勝率25.8%となかなかだ。回収率の面では1200m戦【8-5-5-54】勝率11.1%、単回収率129%が優秀。また、中1週の馬では【9-7-3-16】勝率25.7%、複勝率54.3%と抜群。こちらは覚えておきたい。


先週の中山ダートの傾向,ⒸSPAIA


【ダート】
☆枠順
2枠【4-0-1-19】、7枠【4-2-1-21】が勝ち頭になっていた。ただ、内でよかったのは2枠ぐらいで、優勢だったのは4~7枠といったやや中~外枠だった。8枠に関しては馬場が湿っていた分、砂が跳ねなかったことなどから、大外のメリットよりも距離ロスのデメリットが大きかったようだ。

☆位置取り
湿った馬場で特に前が優勢だった。4角1番手が【4-4-0-6】勝率28.6%、複勝率57.1%と該当馬の半分が押し切っていた。ある程度の位置にいなければ厳しく、4角8番手以下にもなると【1-2-4-100】複勝率6.5%とだいぶ苦戦していた。

☆その他
実力馬が順当に結果を出していたようで、単勝オッズ15倍未満が【14-12-7-33】勝率21.2%、複勝率50.0%。14戦してこの成績なので、紛れが生じにくかったと言っていい。

【傾向まとめ】
・芝:内、前有利。岩田康誠騎手は中山芝×間隔が中1週の馬で好成績。
・ダート:やや中~外、前有利。実力馬が順当に結果を残した。

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