【中央競馬】中山競馬場、先週3月23、24日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の中山競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は中山、阪神での2場開催。ここでは先週の中山競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。
【芝】
☆馬番
9戦中7戦が13頭以下のレースだった中山芝。頭数が少なく馬群を捌きやすかったからか内~中めの馬が健闘していて、具体的には3~7番が【7-4-5-29】複勝率35.6%を記録した。それ以外だと【2-5-4-51】同17.7%と控えめだった。今週からはBコースに替わる。ラチが外に移動することを考えると7番以内が有利になると考えていいのではないか。
☆位置取り
先行~中団有利。3角2~8番手が【8-8-7-43】で好走馬の多くがここに含まれる。同9番手以下と後ろの馬は【0-1-0-31】と苦しい。ちなみに唯一の2着馬はペースが流れて差し、追込の決着で上位入線。流れが向かない限りは軽視でよさそうだ。
☆その他
岩田望来騎手が【2-0-1-0】と活躍。栗東所属であまり関東のイメージはない。実際騎乗数は多くないが、近頃結果を出しつつある。特に今年の2回中山以降の芝では【4-1-3-7】で勝率26.7%、複勝率53.3%と好調。オススメのコースは通算成績【2-2-3-7】の1200m、【2-4-1-13】の1600m戦だ。
【ダート】
☆枠順
枠だけを見ると2~5枠が0勝で、内~中が不利。2~5枠の着度数は【0-8-7-91】複勝率14.2%で、それ以外は【14-6-7-80】同25.2%。天と地ほどの差があった。唯一内で勝ち馬が出た1枠は【3-0-1-19】で、好走馬は脚質様々だった。
☆位置取り
セオリー通りの前有利。4角5番手以内【13-9-9-49】複勝率38.8%に対し同7番手以下【1-4-4-112】複勝率7.4%。特に4角を1番手で回ってきた馬は【5-1-2-6】複勝率57.1%と圧倒的だった。
☆その他
枠、位置取りの成績を見てもわかる通り、ダートとしては標準的な馬場だったようだ。馬体重別の成績を見ても500kg以上が【7-5-3-40】勝率12.7%、複勝率27.3%と好成績。馬格がある=パワーがある=ダートで結果を出せる、の図式が成立していた。全体的に見ても馬体重の軽さに比例して成績が悪かった。
【傾向まとめ】
・芝:内~中目、先行~中団有利。岩田望来騎手が2回以降の中山で好調、1600m以下で狙い目。
・ダート:基本は外有利、前有利。馬体重500kg以上が◯。
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