【中央競馬】中京競馬場、先週3月16、17日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の中京競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は中山、阪神、中京での3場開催。ここでは先週の中京競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
全体を見ると、中枠と最内、大外枠が好成績。特に4枠は【4-2-0-15】で、ほかの枠と比べても頭一つ抜けている。一方、7枠は【1-0-1-23】複勝率8.0%とやや凹んだ。また、7、8枠から馬券に絡んだのはほとんどが逃げ、先行馬だったが、ファルコンSのダノンマッキンリーや土曜8Rのレオンバローズは差して好走している辺り、今後も注目か。
☆位置取り
4角位置で見ると4番手以内が【10-8-9-32】複勝率45.8%と前が優勢。イン前が有利な傾向で、大外からは届きづらかった。後ろは7番手以下でも【2-0-1-89】同3.3%と苦しかった。
☆その他
気になったのは2点。まずは1番人気馬が【9-1-2-1】勝率69.2%、複勝率92.3%と抜群だったこと。着外の1頭マラキナイアでも4着と掲示板は確保。馬番15とだいぶ外だったのが敗因か。もうひとつは松山弘平騎手が【3-3-0-6】で連対率50.0%と健闘したこと。4番人気以内なら【3-3-0-1】とほぼ期待を裏切らなかった。ダートでも【1-3-1-3】と好調だった。
【ダート】
☆枠順
この開催が始まってから、中枠付近が好成績だった中京ダート。先週も4枠【4-2-2-12】を始めとして中枠が優勢。4~7枠が複数勝利をあげており、中心はここだ。一方で、ダートなら好枠になりやすい8枠は【0-2-1-19】だった。砂を被る内、コース形態から大外が不利になりやすいことから、1~3、8枠は割引いてよさそうだ。
☆脚質
逃げが【4-2-2-3】勝率36.4%、複勝率72.7%、先行【5-4-5-22】勝率13.9%、複勝率38.9%と前がとにかく有利だった。差し脚質の馬も比較的前につけた馬は馬券に絡んでいた。一方、追込馬は【0-0-0-53】で全滅。狙いは中枠から前につけられる馬だ。
☆その他
今流行りのキズナ産駒が【1-2-2-2】複勝率71.4%。同産駒はダートなら距離で狙いを絞りたいタイプで、1800m以上が【116-109-111-702】勝率11.2%、複勝率32.4%に対し、1700m未満が【88-65-60-784】勝率8.8%、複勝率21.4%。明らかに1800m以上がいい。1周競馬でも1700mは割引な点に注意だ。
【傾向まとめ】
・芝:中枠と最内、大外枠が好成績、前有利。1番人気堅実、松山弘平騎手が芝ダート問わず好調。
・ダート:中枠、前有利。キズナ産駒は1800m以上が狙い目。
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