【中央競馬】阪神競馬場、先週3月16、17日のレース傾向まとめ 

SPAIA編集部

イメージ画像,ⒸSPAIA

ⒸSPAIA

先週の阪神競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は中山、阪神、中京での3場開催。ここでは先週の阪神競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。

先週の阪神芝の傾向,ⒸSPAIA


【芝】
☆枠順
2枠【4-1-1-5】複勝率54.5%、4枠【2-3-1-6】同50.0%など、内優勢の傾向が強かった。一方、8枠【0-1-1-15】複勝率11.8%など外枠は振るわず。内側の芝がまだ使える状態にあるということだろう。内回り、外回りによる違いもなかった。今週がAコース最終週となるがそれを理由に嫌う必要はないと見る。

☆脚質
逃げ【3-1-0-6】複勝率40.0%、先行【5-2-4-19】同36.7%が中心で前が有利といえる。特に逃げは連対馬4頭がすべて5番人気以下での激走、着外の馬も半数は人気以上に健闘しており、馬券には加えておきたい脚質だ。一方、差しは【1-4-3-20】複勝率28.6%と悪くはないが勝ちきれていない点は注意。追込は【0-2-2-27】同12.9%で毎度のことだが展開待ちだ。

☆その他
先週、唯一の関東騎手だった菅原明良騎手が【2-0-1-1】と猛打賞。関西遠征の経験は少ないが芝成績では阪神【3-4-2-19】複勝率32.1%、京都【3-1-0-9】同30.8%としっかり結果を出している。複勝回収率も阪神164%、京都94%と優秀で、機会があれば狙っていきたい。


先週の阪神ダートの傾向,ⒸSPAIA


【ダート】
☆枠順
7枠【5-2-3-16】連対率26.9%、複勝率38.5%を中心に全14Rで5~8枠から11勝。ダートの基本通り外優勢と考えたい。逆に、揉まれやすい点などから不利とされる内枠を見ると2枠は【1-1-0-17】複勝率10.5%と低調だったが、1枠に関しては【2-1-4-10】同41.2%と気を吐いていた。同枠の連対馬はすべて1800m戦から。初角までが近い1周コースという条件では、ロスなく運べる内枠に利点があると覚えておきたい。

☆位置取り
4角1番手【1-6-1-6】複勝率57.1%、同2番手【8-1-3-5】同70.6%と強烈な前有利傾向。特に、勝ち切りが多い同2番手が最注目だ。また、14戦中13戦の勝ち馬が4角4番手以内(1着同着ありなので14勝)で、5番手以下となると【1-3-5-102】わずか4連対とチャンスは少なかった。

☆その他
金子真人HD所有馬が【2-0-1-0】とすべて未勝利戦で馬券圏内に入っていた。同オーナー所有馬の19年以降ダート成績は未勝利戦【12-2-6-76】複勝率20.8%、1勝クラス【14-8-11-57】同36.7%、2勝クラス【10-6-2-34】同34.6%、3勝クラス【6-4-7-36】同32.1%と上のクラスの好走率が高め。未勝利脱出の馬は今後期待できるデータになっている。

【傾向まとめ】
・芝:4週目ながら内、前有利。関西遠征の菅原明良騎手に注目。
・ダート:外、前有利。金子真人HD所有馬は条件戦の好走率高め

おすすめ記事