【中央競馬】中山競馬場、先週3月16、17日のレース傾向まとめ 

SPAIA編集部

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先週の中山競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は中山、阪神、中京での3場開催。ここでは先週の中山競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。

先週の中山芝の傾向,ⒸSPAIA


【芝】
☆馬番
中山らしく内が有利。馬番で見ると1~6番【8-5-5-42】複勝率30.0%に対し、10番以降の外が【2-1-2-34】同12.8%。ちなみに外から馬券に絡んだ馬はいずれも4番人気以内だった。基本は内狙いだ。

☆脚質
逃げ【2-2-1-7】複勝率41.7%、先行【6-3-6-26】同36.6%など前が有利。差しはそこそこも、追込は【0-1-1-33】同5.7%で直線が短いコースでは後ろすぎては届かなかった。

☆その他
戸崎圭太【3-0-1-5】。C.ルメール騎手とともに中山で大暴れ。戸崎騎手は2019年以降だと中山芝1800mが特に良く【18-7-12-64】勝率17.8%、複勝率36.6%と勝ちきることが多い。一方で、中山芝1200mだと【7-12-10-57】勝率8.1%、複勝率33.7%と勝ちきれない。この2コースについては覚えておきたい。


先週の中山ダートの傾向,ⒸSPAIA


【ダート】
☆枠順
8枠【4-0-1-21】勝利率15.4%に対し、1枠は【1-1-1-21】同4.2%ではあったが、2、3枠が各3勝しており、内外で大きな有利不利はないといっていいだろう。ただし、2、3枠からの好走馬はほとんどが逃げるか先行していたので、内枠を狙うなら前に行ける馬だ。

☆位置取り
前が有利で、特に4角1番手が【7-0-0-6】と過半数が勝っていた。このポジションを取れるかどうかが勝負を分けたといっていい。反対に同9番手以下までくると【1-0-3-80】複勝率4.8%と振るわなかった。

☆その他
ヘニーヒューズやディスクリートキャットなどストームバード系種牡馬の産駒が【4-4-2-18】と好成績だった。ディスクリートキャット産駒のダート成績での特徴を見ると、湿った馬場を得意としている。また、ほかの種牡馬に比べて内枠での成績が良いことから、砂を被って問題ない産駒が多いのかもしれない。今後注視したい。

【傾向まとめ】
・芝:内前有利。中山芝の戸崎圭太騎手は1800m◎、1200m△
・ダート:内外フラット、前有利。ストームバード系が活躍

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