【中央競馬】中京競馬場、先週3月9、10日のレース傾向まとめ 

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先週の中京競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は中山、阪神、中京での3場開催。ここでは先週の中京競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。

先週の中京芝の傾向,ⒸSPAIA


【芝】
☆枠順
優秀だったのは2枠で【2-3-2-9】勝率12.5%、複勝率43.8%。全体的に見れば内枠やや有利か。唯一勝ち星をあげられなかったのは5枠で【0-1-1-16】で複勝率もワースト。該当馬に牝馬が多く、挟まれたのが苦しかったと見る。

☆位置取り
4角4番手以内が【6-6-5-36】。逃げ馬は1勝で逃げ切るのは難しかったようだ。先行馬【5-3-4-29】、差し【6-3-4-48】で先行~中団に好走馬が固まった。4角7番手以下から【0-4-5-62】と勝ち馬は出ておらず、同2~6番手辺りが狙いどころだった。

☆その他
イスラボニータ産駒が【1-2-1-1】で人気問わず好走していた。距離別成績を見ると芝1400~1600mは【43-37-35-270】勝率11.2%、複勝率29.9%だが、1400m未満【14-13-19-177】勝率6.3%、複勝率20.6%、1700m以上【13-14-21-148】勝率6.6%、複勝率24.5%とマイル辺りに好走ゾーンが偏っている。距離で絞って買いたい産駒だ。


先週の中京ダートの傾向,ⒸSPAIA


【ダート】
☆枠順
外を回すと大きなロスになる中京ダート。5枠【3-1-2-13】、6枠【3-1-1-16】などやや外寄りの中枠が有利だ。外有利が基本形のダートだが7、8枠までいくと各1勝ずつ止まり。ここは他場と比べても異なってくる部分だ。内は2枠が【0-3-2-11】と好走馬はいるが勝ちきれず、1枠までいくと【0-0-3-13】で連対馬すらいなくなる。

☆脚質
先行【6-8-7-17】6勝、差し【4-3-3-44】4勝が強く、先行~中団有利。しかし、ダートで有利なはずの逃げは【1-1-1-9】。この脚質としては苦戦していた。ちなみに上がり1位は【8-2-2-3】勝率53.3%で、末脚の良し悪しも勝負をわけた。

☆その他
リアルスティール産駒が【2-0-0-1】。ダートのイメージはあまりないかもしれないが、芝【61-52-46-353】勝率11.9%、複勝率31.1%に対し、ダート【34-35-34-213】勝率10.8%、複勝率32.6%とほぼ変わらない。やはりダートでは勝ち馬が外枠に偏っており、全34勝のうち17勝が7、8枠。特に8枠は単勝回収率が200%と抜群だ。

【傾向まとめ】
・芝:内枠、先行~中団有利。イスラボニータ産駒は芝の1400~1600mで狙い目。
・ダート:やや外目の中枠、先行~中団有利。リアルスティール産駒は芝ダートの二刀流。

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