【中央競馬】中山競馬場、先週3月9、10日のレース傾向まとめ 

SPAIA編集部

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先週の中山競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は中山、阪神、中京での3場開催。ここでは先週の中山競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。

先週の中山芝の傾向,ⒸSPAIA


【芝】
☆枠順
1枠【2-0-1-12】や4枠【2-3-1-11】などが健闘。外枠に関しても7、8枠ともに悪くなく、内外で大きな有利不利はなかった。強いて挙げると、5、6枠がいずれも勝ち星をあげていない点は少し割引か。

☆脚質
差し馬が【6-7-3-35】勝率11.8%、複勝率31.4%と大活躍。特に土曜日は5戦4勝だった。日曜は落ち着いたが、この2日では馬場状態が異なっていた。土曜は重馬場からのスタートで、レース後半で時計がかかったことが差し馬に利したかもしれない。馬場が回復してきた日曜は逃げ、先行が盛り返したので、現状は前有利の傾向と見る。ただし追込は【0-0-0-40】で絶不調だった。

☆その他
種牡馬、騎手ともに目立ったところは見られなかった。人気別成績では1番人気が【4-1-3-2】と堅め。勝った4頭はいずれも単勝1倍台だった。また他の勝ち馬もすべて5番人気以内で、6番人気以下は【0-3-4-86】複勝率7.5%と苦戦を強いられた。


先週の中山ダートの傾向,ⒸSPAIA


【ダート】
☆枠順
1枠【0-1-1-20】など内枠は不利。雨が降って湿っても、キックバックは多少あるので内枠なら先手をとりたいところだ。よかったのは4枠【3-2-2-18】や6枠【4-3-2-17】などの中枠。また、外すぎると届かないようで、外枠はやや勝ちきれない傾向にあった。

☆位置取り
4角4番手以内が【8-12-9-28】で複勝率50%超え。やはり馬場が湿っていたこともあって前有利。同9番手以下では【2-0-2-87】複勝率わずか2.2%と苦しい。前につけなければ馬券内に入るのも難しい馬場だった。

☆その他
ドレフォン産駒が【3-1-0-5】と活躍。1周競馬がいいようで、ダートの1ターン成績が【95-61-69-612】複勝率26.9%に対し、1周なら【98-61-66-488】同31.6%だ。中山ダ1800mは全コース中トップの勝利数で、今週の中山3勝もすべてダ1800mで挙げていた。さらに、中山ダ1800×単勝3.9倍以下なら【10-4-3-3】勝率50.0%、複勝率85.0%と非常に安定する。該当馬がいたら必ずマークだ。

【傾向まとめ】
・芝:内外の有利不利なし。土曜は馬場の影響か差しが台頭。人気馬が安定傾向。
・ダート:内枠不利、前有利。ドレフォン産駒は中山ダ1800m×単勝3.9倍以下なら鉄板級。

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