【中央競馬】中山競馬場、先週3月2、3日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の中山競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は中山、阪神、中京での3場開催。ここでは先週の中山競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
2枠【2-0-0-13】など内めの枠が複数勝利している。ただ、4~6枠も連対率、複勝率高めで、若干有利な枠が外にシフトしている。1枠はそのあおりを受けたか【0-0-2-13】連対率0%と振るわなかった。
☆位置取り
ゴールデンポジションは4角2番手以内。着度数は【4-5-4-12】複勝率52.0%でここを狙えば間違いなかった。全体的に前有利で、同8番手以下【0-0-1-67】と中団辺りでもほぼノーチャンス。中山らしく狙いは前だ。
☆その他
ハービンジャー産駒が【1-1-1-1】複勝率75.0%と活躍。同産駒は「洋芝で買い」とよく言われるが、芝通算成績を見ても札幌、函館で勝率が高い。この次に勝率が高いのが中山。狙い目なのは3~4月辺りで、良馬場以外だと期待度が上がる。同条件では【11-12-12-75】勝率10.0%、複勝率31.8%。力を要する馬場でこそ狙いが立つ。
【ダート】
☆枠順
6枠【4-3-1-20】、7枠【5-1-1-20】と多数勝利、好走馬がやや外に固まった。ただし、8枠は【2-2-2-22】と案外で外すぎるのは相変わらず考え物。一方、1~4枠は計2勝と劣勢。なかでも3枠は【0-0-2-24】連対率0%、3着馬2頭は1番人気だった。内枠は割引だ。
☆脚質
ダートらしく前有利。先行馬が【10-9-5-26】勝率20.0%、複勝率48.0%と素晴らしい。ただ、逃げ馬は【1-4-2-7】勝率7.1%、複勝率50.0%と好走率は高いものの勝ちきれず。逃げよりは1列後ろだ。追込は【0-0-2-67】で、芝と同様に後ろすぎると厳しかった。
☆その他
2週前に大暴れした戸崎圭太騎手が今週もダートで【2-3-1-1】の活躍。2020年以降の中山ダート成績を見ると、単勝オッズ2.9倍以下の人気馬に騎乗した際は【22-9-8-15】勝率40.7%と勝ちきるケースが多い。人気なら素直に信頼しよう。
【傾向まとめ】
・芝:1枠を除く内枠、4角2番手以内が有利。ハービンジャー産駒は3、4月(特に道悪)の中山芝で好成績。
・ダート:外枠、前有利。中山ダートの戸崎圭太騎手は人気馬騎乗で信頼度◎
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