【中央競馬】小倉競馬場、先週2月24、25日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の小倉競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は中山、阪神、小倉での3場開催。ここでは先週の小倉競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
枠別成績を見るとほとんどイーブン。強いて挙げるなら、7枠が【2-1-3-23】単回収率108%と黒字で、3枠が【1-2-0-19】複勝率13.6%でワーストだったことぐらいか。馬場が荒れて、あとは位置取りが結果を左右したようだ。
☆位置取り
4角10番手以下【1-0-1-72】と後ろが苦戦。同2~3番手【5-8-5-17】複勝率51.4%が健闘していた。他では差しだと4枠が良く、【1-2-3-6】で複勝率50%を叩き出した。差しなら中枠辺りが吉か。
☆その他
ファインニードル産駒が【1-1-2-0】出走馬全てが複勝圏内に入った。父と同じく短距離での好走が目立つが、芝の通算成績では、1000m【4-1-0-5】勝率40%、1200m【12-10-12-78】同10.7%、1400m【1-2-6-35】同2.3%と1200m以下に勝ち馬が集中。現状は1400m以上がやや長い、と見ておこう。
【ダート】
☆枠順
2週前と同じく、枠別成績は8枠以外ほぼイーブン。1枠が【2-0-0-9】で単回収率133%となかなかだった。ただ、8枠は2週前が【0-0-1-15】で、先週も【0-0-0-16】と厳しい状況が続いている。2019年以降の良馬場以外の枠別成績を見ると、8枠は複勝率ワースト。湿ると外より内中に好走馬が偏る傾向があるようだ。
☆脚質
逃げが【4-2-2-1】勝率44.4%、複勝率88.9%と凄まじい成績を残した。馬場が湿ったことで前が止まらなかった。反対に差し、追込は【2-0-3-71】複勝率6.6%と不振。狙いは先行【2-6-3-16】複勝率40.7%までだ。
☆その他
母父サクラバクシンオーの馬が【1-1-1-1】。やはり短距離の方がよく、先週も1000mでの好走が多かった。該当馬のダート通算成績では中央よりローカルでの好走率が若干上回る。特に函館ダ1000mは【13-16-6-56】勝率14.3%、複勝率38.5%と高水準。夏まで覚えておきたい。
【傾向まとめ】
・芝:枠はイーブン、位置は後ろが不利。ファインニードル産駒は1200m以下で。
・ダート:8枠の不振続く、逃げが大暴れ。母父サクラバクシンオーの馬はダートでも短距離向き。
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