【中央競馬】京都競馬場、先週2月10、11日のレース傾向まとめ 

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先週の京都競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は東京、京都、小倉での3場開催。ここでは先週の京都競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。

先週の京都芝の傾向,ⒸSPAIA


【芝】
☆馬番
やや少なめの頭数が多かった京都芝。馬番別で成績を見ると、7番以内【7-6-5-45】複勝率28.6%に対し、8番以降が【2-3-4-35】同20.5%と内やや有利だった。小倉と同じく内ラチ沿いが荒れてきて、各馬が外を回りだした影響だろう。距離ロスが少ない内~中を中心にしたい。

☆脚質
逃げ2勝、先行3勝、差し3勝と並んだ。特に差しは【3-3-3-27】連対率16.7%、複勝率25.0%と狙える数字になってきた。追込は【1-2-1-25】複勝率13.8%でややつらいが、開催最終週の今回はここまで手をのぼしてもよさそうだ。だいぶ後方が有利な馬場になってきた、と言えるだろう。

☆その他
横山典弘騎手が【1-0-1-1】で複勝率66.7%。2019年以降の芝成績を見ると、逃げで【17-7-9-39】勝率23.6%、単回収率190%となかなか。しかしつかみどころがなく、いつ逃げるのかほかの騎手よりも読みにくいタイプなのも確か。そこで同期間の場所別で逃げた比率を見たところ、中山では5回、京都では3回しか逃げておらず、この2場では奇襲の可能性は低いと思えば、予想の助けになるのではないだろうか。


先週の京都ダートの傾向,ⒸSPAIA


【ダート】
☆枠順
比較的どこからでも好走できていた印象。強いて挙げるなら2枠が【2-2-0-18】で単回収率443%と妙味があった。勝っていないという意味では4枠が【0-3-2-20】だったが、複勝圏内には入っており、割引くほどでもない。内中外イーブンと言っていい。

☆位置取り
4角2番手以内が【10-5-4-16】複勝率54.3%のホットスポットだった。特に同2番手は【6-4-2-8】連対率42.9%、複勝率54.3%と素晴らしかった。2番手までが断然有利で、この位置につける馬を予想するのが大事な週だった。一方、同5番手以下は15戦して【4-2-7-115】。この位置ですら4勝、2着2回なのは、相当前が止まらなかった証拠だ。

☆その他
ダイワメジャー産駒が【1-1-1-3】と奮闘。ダートの通算成績では1番人気の信頼度が高く、この条件では【164-89-77-214】勝率30.1%、複勝率60.7%となかなか。なかでも中山ダ1800mは【14-4-8-11】複勝率70%超え、中京ダ1400mは【13-2-2-9】勝率50%を叩き出している。開催は先だが、覚えておきたい。

【傾向まとめ】
・芝:内やや有利、後方有利。横山典弘騎手は、京都、中山であまり逃げない。
・ダート:枠は有利不利なし、前が止まらない馬場。1番人気のダイワメジャー産駒は信頼度高い。

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