【中央競馬】小倉競馬場、先週2月10、11日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の小倉競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京、京都、小倉での3場開催。ここでは先週の小倉競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
1月から開催が続く小倉芝。見るからに内の芝が傷みだして、内は走りにくそうだ。データで見ても1枠【1-0-1-15】複勝率11.8%はほかの枠と比べても振るわない。内枠不利か。 2枠まではイマイチで、3枠辺りからがよさそうだ。特に4枠は【3-0-3-15】で単回収率200%超え。内を避けて中枠以降から選びたい。
☆脚質
芝の傷みが進行しだした小倉は例年外差しがよく決まる。先週も例にもれず、差し【4-2-8-50】複勝率21.9%で、逃げ同35.6%、先行同29.8%に近づいてきた。追込【1-3-2-44】同12.0%はやや苦しいが、だんだん後方脚質が台頭してきた。後ろからでも買えると覚えておこう。
☆その他
藤岡康太騎手が11戦4勝と健闘した。2019年以降の成績を見ると、小倉芝2000mで【21-13-7-79】勝率17.5%、複勝率34.2%、単回収率161%となかなかの数字。好走馬のほとんどが5番人気以内で、該当した際は軸にしてもいいだろう。
【ダート】
☆枠順
6枠【4-1-1-10】勝率25.0%が気を吐いた。反対に1枠が【0-0-1-8】で連対なし。7、8枠あたりも微妙ではあったが、どちらかといえば外枠有利。やはり内枠は砂を被ることがよくないか。また、1、2枠の馬は多くが位置を取れていなかった。先行すればある程度変わるはずだ。
☆脚質
セオリー通り、逃げが【3-2-1-3】と大活躍。先行も8戦4勝で、圧倒的に前有利だった。芝はだいぶ状況が変わってきたが、ダートは普段通り、といった印象だ。追込も【0-0-0-33】。位置を取れる馬に分がある。
☆その他
芝で2勝、2着4回の佐々木大輔騎手が、ダートでも【2-1-1-3】と健闘した。同騎手で面白いのは乗り替わったとき。ダートの通算成績を見ると、継続騎乗で【11-12-13-108】勝率7.6%、乗り替わり【27-27-35-353】勝率6.1%、単回収率139%。後者の方が妙味がある。さらに乗り替わり×前走6着以下は【13-13-17-259】勝率4.3%だが単回収率186%。大きく様変わりさせてくる。
【傾向まとめ】
・芝:内枠不利、後方脚質台頭。藤岡康太騎手×小倉芝2000mの上位人気。
・ダート:外やや有利、前有利。佐々木大輔騎手はダートの乗り替わりに注意。
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