【中央競馬】小倉競馬場、先週1月27、28日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の小倉競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京、京都、小倉での3場開催。ここでは先週の小倉競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
2枠【3-0-1-14】から、6、10番人気馬が勝利しており、単回収率223%と妙味があった。成績上で枠の有利不利はあまりないが、平均人気に対しての平均着順では、2枠が優秀だった。
☆位置取り
4角3番手が【2-1-2-6】複勝率45.5%と安定。前に殺到する馬が多く、2番手の後ろあたりが好位になっていた。4角9番手以下【2-1-2-68】は複勝率6.8%で厳しかった。
☆その他
所属別成績を見ると、栗東【10-6-12-88】勝率8.6%、複勝率24.1%に対し、美浦【3-7-2-61】勝率4.1%、複勝率16.4%と差があった。やはり輸送距離から考えて、関西勢が優勢。ちなみに、騎手に関しても関西>関東。リーディングから考えて実力差もあるだろうが、関東騎手も小倉は慣れないようだ。
【ダート】
☆枠順
8枠【3-3-0-10】など外枠有利。1~3枠が【1-2-2-27】複勝率15.6%と凹んだように、セオリー通りの内不利外有利の傾向だ。ひどかったのは5枠で、13頭が出走して馬券絡みが0。位置取りを見ても挟まれるケースが多かったようだ。
☆脚質
ダート全8戦中、逃げ、先行2勝に対し、差しが3勝と健闘。極端に後ろすぎると届かないが、脚質に大きな有利不利はなかった。また、上がりを問われていたようで、最速だと【6-1-1-1】、2位で【2-1-2-3】といずれも複勝率が60%オーバーだった。末脚自慢向きの馬場になっていた。
☆その他
意外にもビッグアーサー産駒が【2-0-1-0】と活躍。基本的には芝の短距離でこその産駒が多く、データ的にも芝からのダート替わりは【4-6-4-87】勝率4.0%、複勝率13.9%とあまりよくはない。ただ、前走ダートの場合は、【15-21-19-242】勝率5.1%、複勝率18.5%とそこそこの好走率。ダート自体は走れないこともない。
【傾向まとめ】
・芝:枠はフラット、2番手の後ろ付近が有利。騎手も馬も西高東低の傾向
・ダート:外枠有利、脚質の有利不利なし。ビッグアーサーのダート替わりは多少割引必要。
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