【中央競馬】京都競馬場、先週1月27、28日のレース傾向まとめ 

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先週の京都競馬場の傾向は?

今週末の中央競馬は東京、京都、小倉での3場開催。ここでは先週の京都競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。

先週の京都芝の傾向,ⒸSPAIA


【芝】
☆馬番
頭数が少なかったこともあり、8番以内【9-7-8-46】34.3%と内有利。9番以降は【0-2-1-31】複勝率8.8%で、大きな差があった。内の馬場が掘れて内を空けるケースが増え、外枠の馬はさらに外を回らされる。このロスが大きかったようだ。

☆位置取り
4角2番手が【5-2-1-6】連対率50%と信頼度が高いベストポジションだった。同8番手以下は【1-1-2-33】同5.4%で、タフな馬場のなか、差すのは難しかった。今週はCコースに替わるとはいえ、現状から大きく変わるとは考えにくい。基本的には前を主軸に考えたい。

☆その他
キズナ産駒が2戦2勝。芝の通算成績を見ると京都では【43-30-27-228】勝率13.1%、複勝率30.5%と相性がいい。内回りよりは外回りの方がよく、該当馬はどんどん狙いたい。


先週の京都ダートの傾向,ⒸSPAIA


【ダート】
☆枠順
7枠【4-4-0-18】連対率30.8%、8枠【3-2-4-19】複勝率32.1%など外枠有利。前週と同様、外枠からリスクなく先行できるのが好走要因になっていた。なお、7、8枠×先行は【4-6-3-5】連対率55.6%、複勝率72.2%と非常に信頼度が高かった。反対に1枠は【0-2-1-16】と凹んだ。

☆脚質
先行【8-12-8-20】複勝率58.3%。逃げは【2-0-2-11】とそれほどでもなく、先行馬が有利だった。差し【4-2-4-60】複勝率14.3%、追込【0-1-0-51】同1.9%と後方脚質は押されていた。捲りが【1-0-1-0】とハマっていたように、4角での位置が重要だった。

☆その他
松山弘平騎手が【3-1-0-5】と活躍。全て乗り替わりでの成績だった。多くの場合乗り替わりでは成績を落とすものだが、松山騎手はそこまでパフォーマンスを落とさない。実際、最近(2021年以降)のダート戦で乗り替わった際は【129-89-81-502】勝率16.1%、複勝率37.3%に対し、継続騎乗では【63-58-53-227】勝率15.7%、複勝率43.4%とあまり差がない。

【傾向まとめ】
・芝:内有利、4角2番手がベストポジション。キズナ産駒×京都芝外回り◯
・ダート:外枠、先行有利。ダートで乗り替わりの松山弘平騎手◯

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