【中央競馬】京都競馬場、先週1月20、21日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の京都競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は東京、京都、小倉での3場開催。ここでは先週の京都競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
内回り、外回り問わず、外枠有利の傾向。7枠は【3-2-2-11】勝率16.7%、複勝率38.9%と高水準で、内回りのみだと【2-1-2-5】複勝率50%と優秀だった。やはり重馬場開催で内が荒れ、外伸びの馬場になっていたのが要因として大きい。一方で、4枠は【0-0-2-11】と芳しくなく、1番人気馬が2頭馬券外と、苦戦していた。
☆位置取り
馬場からして前が有利なのは明白だった。4角位置別でみるとわかりやすく、4角2番手以内が【6-4-2-13】複勝率48%と非常に好走率が高かった。同9番手以下は【0-1-0-35】でほとんどが凡走。今週はある程度馬場も回復しているだろうが、冬ゆえに力を要する状態なのは想像に難くない。相当タフな馬場になると想定しておきたい。
☆その他
京都を庭にしている武豊騎手が【4-1-0-1】勝率66.7%と素晴らしかった。京都芝の通算成績を見ると、良馬場では【569-436-325-1752】単回収率64%に対し、良馬場以外では【119-68-55-344】同99%と悪くない。案外道悪の方が真価を発揮しており、かつ社台、ノーザン系生産馬なら【34-20-17-63】連対率40.3%、複勝率53.0%と信頼度も高まる。
【ダート】
☆枠順
ダートは14戦して、5枠以降9勝に対し、4枠以内5勝と、外が優勢。なかでも7枠【2-3-3-16】複勝率33.3%が安定していた。一方で、芝と同じく中の4枠が【1-0-1-19】と凹んだ。後述するが、前有利の馬場に対して、4枠から先行できた馬は少なく、挟まれるなどして位置が下がっていたのが原因か。
☆脚質
逃げ【5-2-2-6】複勝率60%、先行【4-9-7-26】同43.5%が強烈で、圧倒的に前の天下。砂が湿って高速馬場になり、前が止まらない以上は仕方なかった。追込はもちろん【0-0-4-52】同7.1%と苦しく、前に行く力を問われる週末だった。
☆その他
2番人気以内の馬が【11-4-5-8】と人気どころが素直に好走していた。ちなみに逃げだと【4-0-2-0】、先行なら【3-4-2-4】複勝率69.2%と手のつけようがなかった。
【傾向まとめ】
・芝:外、前有利。道悪の京都芝×武豊騎手が案外◯。
・ダート:外枠有利、前が圧倒的。上位人気×前の馬の天下
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