【中央競馬】小倉競馬場、先週1月13、14日のレース傾向まとめ
SPAIA編集部
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先週の小倉競馬場の傾向は?
今週末の中央競馬は中山、京都、小倉での3場開催。ここでは先週の小倉競馬場の傾向を、枠順、脚質の観点からまとめる。
【芝】
☆枠順
どこからでも好走馬が出ており、枠の有利不利はあまりなかった。勝利数が多かったのは7枠【4-1-0-24】。複数の穴馬が激走し、単回収率は417%と高水準だった。やや控えめだったのは1枠【1-2-0-17】と2枠【0-2-2-16】。ただ、13番人気1着の激走もあり、内枠不利だったとまではいえない。
☆位置取り
逃げが【1-0-0-12】と1勝を挙げたのみで、振るわなかった。差し、追込は各2勝ずつとそこそこ。4角位置では2~4番手が【8-8-6-33】複勝率40%。逃げ馬の後ろが有利か。同5番手以下は13戦して【4-4-7-113】と少し押され気味の結果だった。
☆その他
藤岡祐介騎手が【3-0-1-2】。芝の通算成績を見ると、12、1月に妙味があり、単回収率は12月123%、1月140%と黒字だ。また、1月の京都芝・内回りでは単回収率294%を記録しており、妙味たっぷり。併せて覚えておきたい。
【ダート】
☆枠順
ダートらしく、内の1~3枠が計【2-1-1-31】と不振。外からかぶせられる枠は厳しいようだ。それ以外の枠はトントンで、強いて挙げるなら5枠【2-1-2-11】が単回収率141%と妙味があった程度。内枠は不利、といった印象だ。
☆位置取り
ダートの全8戦で逃げ2勝、先行6勝で、差し以下は0勝と極端な結果だった。4角位置で見ると2番手以内【5-2-3-11】複勝率47.6%、同5番手以下は【0-4-3-67】同9.5%と明暗が分かれた。極端な前有利で、特に2番手は【2-2-3-6】複勝率50%超えで、この位置につけられるかが好走の鍵だった。直線平坦かつ短い小倉らしい傾向と言える。
☆その他
芝で【2-0-3-3】と活躍した鮫島克駿騎手が、ダートでも【3-1-0-2】と大暴れ。ダートの通算成績では、1700m戦で単回収率110%となかなか。先週の好走も全て1700m戦だった。また、函館ダ1700mでは【8-10-5-37】複勝率38.3%、単回収率307%、複回収率139%と強烈。まだまだ先だが、夏に思い出したいデータだ。
【傾向まとめ】
・芝:内外フラット、逃げ馬の後ろ有利。冬が得意な藤岡祐介騎手。
・ダート:内枠不利、前が極端に有利。鮫島克駿騎手はダ1700m戦、特に函館で買い。
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